誰かのせいで終わらせない
【五感思考day2170】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
1月2日に起こった羽田空港での日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突した事故の原因究明が進められています。
ニュースを見てたら、管制塔からの指示を海保機の機長たちが誤認して、滑走路に侵入した可能性が高いと、報道されていました。
事故は、いくつもの要因が重なって起こりえます。
誰かのせいにして終わりではなく、要因をできる限り洗い出して、再発防止に努めてほしいですね。
海保機が滑走路に誤侵入してしまったのなら、管制塔が気づけなかったのか?
管制塔の監視装置が故障したり、OFFになっていて作動していなかった?
管制官が案件を抱え過ぎて、気づけなかった?
海保機が管制塔からの指示を誤認したなら、空港使用にあたってのトレーニングで改善できることはないか?
指示をより明確にできないか?
空港のキャパを超えた過密スケジュールになっていなかったか?
などなど。
社内で起こるトラブルも、いくつもの要因が重なって起こります。
トラブルは例えば、不良品が多い、お客さまからのクレーム、社員の残業が増える、納期が間に合わない、営業数値が上がらないなどなど。
これらも、誰かのせいにしたり、誰かと誰かの仲が悪くて連携が取れていないことを理由にしない。
それが、改善や再発防止につながります。
役割や業務分担をより明確にした方がいいのでは?
ルールはあるか?明確か?
判断基準は言語化されているか?明確か?
もっと情報共有ができないか?
もっと教育やトレーニング観点からできることは?
機械やシステムを入れたり、変えたりすることで改善できることは?
などなど。
社内にいると、穴があるのに当たり前になってしまって、見落としていること、たくさんあります。
クライアントさんのサポートで改善案を話し合っていくと、「当たり前過ぎて、気づかなかった!」と言われることも多いです。
見落としに気づくためには、自分の目線だけを絶対と思わない、正しいか間違っているかで判断しない。
そして、社員さんたちの考えていることや感じてることを、フラットに率直に出してもらう。
顧客にヒアリングしたり、外部のパートナーのサポートも受ける。
自分だけで頑張ろうとすると大変ですけど、関係者全員の力を借りて前に進めばいいです。
そして、誰かのせいではなく、仕組みで解決していけるといいですね!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!