次のステージに行くために必要なことは?
【五感思考day2145】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先月のことになりますが、所属している埼玉中小企業家同友会・東彩支部の例会に参加してきました。
同友会は、人を生かす経営を学び合う団体です。
例会では、報告者に経営体験を語っていただき、それをネタにグループディスカッションをします。
今回の報告者は、板金と機械の加工業を行う(有)寿山工業の壽山智昭社長。
報告タイトルは、「問題のベクトルを自分に向けろ!」
自分がどこを向いて仕事をしてきたか?
その結果、何が起こったのか?
いいことも悪いことも、赤裸々にお話してくださいました。
壽山さんは、2代目社長。
継いだ当初は、志があってというより、親の後を継いで会社を背負うってカッコイイじゃんくらいの気持ち。
とは言え、やるからには、いい会社・いい経営でなければと頑張ります。
壽山さんはITに強かったので、さまざまなシステムを導入したりと業務改善を進めていきます。
ところが、なぜか上手くいかない。
無駄な材料や汚い工場、起こるミスやクレーム、などなど。
オレはこんなに頑張ってるのに。
社員がしっかりしないからじゃないか?
しかし、スゴいオレにしか目が向いていないので、解決策が分からない。
そんな時、同友会に出会い、経営理念づくりを通して、「なぜ経営をしているのか?」に向き合います。
会社を守らなければとは思うが、それ以上に何のための経営なのか?
経営姿勢のベクトルが自分だけでなく社員さんたちにも向き始め、就業規則の見直し、評価制度の導入などの社内改革も進めていきます。
経営理念を定め、経営計画をつくり、経営指針発表もやって、気づいたことは、、、
「自分がやれてないことが分かった。ここからがスタート。学び続け、実践し続ける」とおっしゃっていました。
自分のできてないことに気づけるって素晴らしいですよね!!!
「できてないことに気づいたら、半分できたと同じ」
その昔、コーチングの師匠が私にかけてくれた言葉です。
これを言われた当時の私も、マネジメントが上手くいかなくて悔しくて泣いてたんですよ。
師匠から教えていただいたこともできなくて、でも、どうしたらできるようになるのかも分からなくて。
そしたら、師匠が言ってくださったんです。
とても救われました。
だから、そこから頑張ろうって這い上がれたんですよね。
そして、今では、プロですからね!
「できてないことに気づいたら、半分できたと同じ」
この言葉は、今でも、できなくて悔しい時に思い出して自分を奮い立たせてくれています。
さらに、かつて師匠が私にしてくれたように、クライアントさんたちにお伝えしています。
だって、ホントにそのとおりなんです!
そのとおりとは、次のステージに行けるってことです。
どうやるか(プロセスや手段)はまだ分かってなくても、現状とどうなったらいいのか(理想)は分かったということですから。
気づけているか、いないかの差は、とても大きいです。
五感思考マネジメントを身につけようと門を叩かれた方も、自分と会社にグングン変化を起こしていますからね。
ご自身の現状に気づいたからこそ、成長できるし、周りにその影響を返していけるってことです。
ご自身の課題とありたい姿に気づいて、チャレンジできるって、ステキですよね!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!