組織づくりとかけてフラワーアレンジととく。その心は
【五感思考day2044】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先週、フラワーアレンジメントの師匠の訃報が届きました。
師事して20年になります。
たくさんのことを教えていただきました。
結婚パーティのブーケも、師匠に監修していただきつくりました。
こちら。
本当にお世話になりました。
お別れはいつか必ず訪れることではありますが、師と仰いできた人が旅立たれるのは、さみしいですね。
本日は、追悼の意を込めて、学ばせていただいたことから、何を書こうかと考えました。
一番インパクトがあり、今でも探求し続けているのは、「素材の個性を生かすこと」の大切さ。
フラワーアレンジメントでは、花材の1つ1つの特徴を生かすことです。
同じ種類のお花や葉っぱでも、1つ1つの大きさや色合い、形など、すべて違う。
枝の長さ、太さ、つき方など、同じものは1つとしてありません。
1つ1つ違う花や葉っぱや枝を、曲げたり加工したりして同じように揃えるのではなく、そのままの良さ生かして、1つの作品として全体をまとめていく。
1つ1つ違う素材だからこそ、表情がでて、オモシロい作品になるんですよね。
習い始めた頃は、ねじれたり、他より長い枝を、使いにくいから切ろうとして、師匠から「モッタイナイ」と言われました。
師匠にかかると、いける場所や向き、使い方を変えて、その花材の個性が上手く発揮される。
私が「使えない」「使いにくい」と思った花材が、作品全体の中で魅力的に生かされ、作品全体としても、その花材があることでさらに唯一無二の価値となる。
最初はできなかった「素材の個性を生かすこと」も、師匠から原則の考え方やスキルを学び、経験を積むことで、段々とできるようになっていきました。
最初は、難しかったのに、ドンドンとオモシロくなっていきました。
そして、組織づくりや人材育成のサポートも「個性を生かすことの大切さとオモシロさ」は同じです。
コピーロボットのような人材をつくるのではななく、ヘンに矯正しようとするのでもなく、社員さんお一人お一人の個性を生かす。
その方が、社員さんご本人も仕事をますます楽しめるし、組織にたくさん貢献してもらえる。
育成側も、社員さんお一人お一人を生かすコツが分かれば、矯正するよりも、楽で楽しいです。
組織としても、社員さんお一人お一人との相乗効果で、組織の上限がトップの上限を超えて、オモシロい成果を出すことができるようになります。
今、社員さんを生かすことに四苦八苦されている方がいらしたら、五感思考マネジメントを通じて、社員さんの個性を生かすオモシロさを感じてもらえるようになっていただけたら、嬉しいです。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
追伸:師匠の下でつくった最後の作品。
心よりご冥福をお祈りいたします。