社員に任せてますか?
【day2088】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先日、所属している埼玉中小企業家同友会・東彩支部の例会に参加してきました。
同友会は、人を生かす経営を学び合う団体です。
例会では、報告者に経営体験を語っていただき、それをネタにグループディスカッションをします。
今回の報告者は、株式会社ホウユウの太田久年社長でした。
太田社長と「いいね!」で写真。
埼玉県の代表理事を務めていらっしゃる太田さんの報告を聞きたいと、会場は満員御礼。
(さぁ、大図はどこだ!?笑「ウォーリーを探せ」並みに難しいかも。ヒントは追伸で^^)
報告タイトルは、人間交差点。
同友会活動を通じて、素晴らしい仲間との出会いがあり、たくさんの学びがあったこと。
それらを、よい会社・よい経営者・よい経営環境づくりに繋げてきたこと。
まず、自分から与えることの大切さなどが語られました。
報告を伺いながら思い浮かんできたことは、本当にたくさんの方に支えられて今の私があることへの感謝。
信頼するクライアントさんたちと一緒に進める喜び。
自分はまだまだ与えるが足りていないと感じるので、もっと与える人でありたいです。
そして、グループディスカッションのテーマは、「あなたが本当に信頼できる人は誰ですか?」
いろんな切り口から「信頼」と経営について語り合いました。
たくさんの考えさせられる問いがあったのですが、本日は、その中から印象に残っていることを1つ。
ある方から、
と問いかけられました。
信頼しているから、任せられる。
反対に、信頼できないから、任せられない。
のように「信頼 ⇒ 任せる」と直接的な因果関係で考えてしまうと、キツイでしょうか。
モチロン、前提として、信頼関係があるから、一緒に働くことができます。
まったく信頼関係がなければ、一緒に働くことは難しいです。
しかし、社員に仕事を任せるためにできることが「信頼する」というマインドの問題だけにしてしまうと、上手くいかない時に打開策を見つけることが難しくなりそうです。
もし「信頼できないから任せられない」のだとしたら、「信頼して任せる」ために、「任せる技術」を磨き、「任せられる仕組み」をつくっていけるといいですね。
「任せる技術」がないために、「任せる」が「丸投げ」になっていることよくあります。
「丸投げ」して、自分が期待する成果を社員があげてこなかったら、信頼できない、任せられないとなってしまうのは、モッタイナイです。
社員の仕事の習熟度や職責によって、共有したい情報(目的・目標・判断基準・スキル他、必要な情報)がありますし、成長を加速させる関わり方があります。
プレイヤーとしての本業の技術に比べ、マネージャーとしての任せる技術を研鑽している人は、やはり少ないです。
また、人間は、強くもあり、弱くもある生き物です。
弱った時に、悪さやサボりができないように「仕組み」をつくっておくことで、任せやすくなります。
稲盛和夫さん曰く
「金を盗む社員が悪いのではなく、金が盗めてしまう環境を作ってしまうのが悪い。
だから、1人でお金を管理させず、お金を出し入れするのに、最低でも3人絡むような仕組みにした。
そして、このような仕組みづくりの根底には、社員に、決して罪をつくらせないという思いやりが、経営者の心の中になくてはならない。」
です。
「任せる技術」と「任せられる仕組み」があることで、より深い信頼関係で社員さんたちに仕事を任せることができるようになります。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
ヒント:一番右端の列にいます(^^)/