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専業主婦→700人雇用の経営体験からの学び

2023.09.21 by 大図美由紀

【day2062】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

先日、所属している埼玉中小企業家同友会・東彩支部の例会に参加してきました。

同友会は、人を生かす経営を学び合う団体です。

例会では、報告者に自社の経営体験を語っていただき、それをネタにグループディスカッションをします。

今回の報告者は、株式会社コマームの取締役会長、小松君恵さんでした。

コマームは、保育・子育て事業をしています。

1995年、40歳の時に、主婦3人で起業。

君恵さんの旦那さまの会社の事務所を間借りして、小さくスタートしました。

それが、28年経って、現在では、埼玉県内に約50拠点、スタッフさん約750名の大きな企業に成長。

3年前に息子さんに事業承継もしてと、素晴らしいですよね!

とは言え、順風満帆ばかりだったわけではありません。

創業メンバーで、今後の方向性で意見が分かれ、分裂。小規模のままでいくのか、拡大路線でいくのか。

拡大路線を選択し、増えたスタッフさんたちにトップダウンで関われば、社員は引くばかり。

労働争議や、絶え間ないスタッフ間のいざこざなど、さまざまな課題を乗り越えての今。

たくさんの山あり谷ありの経営体験を伺いました。

たくさんの学びがあり、ブログで共有したいことも山ほどあるのですが、本日は、印象に残ったことを1つだけ。

「弱みを補い合えるようになってきたら、組織になってきた」です。

市場のニーズに応えるまま、仕事が増え、スタッフが増えていく。

しかし、なかなか”組織”にならない。

組織になる転機となったのが、「弱みを補えるようになった」とのことでした。

自分の弱み(凹)は他人の強み(凸)を活かすためにあるのだけれど、実践するのはなかなか難しくないですか?

自分の強み(凸)を活かすのは、経営者なら、多くの方がやってらっしゃると思うんです。

ちなみに、昔の私は「オレについてこい」タイプのリーダーでした。

「ついてこい」と言うより「オレの言うとおりにヤレ」ともっと威圧的な感じでした。苦笑

強いリーダーをやろうとしていたので、弱みを見せることができませんでした。

ですので、周りに頼ることができませんでした。

部下にも同僚にも上司にも。

触るものみな傷つけるナイフのように尖ってました。

精神的に苦しかったです。

もっと自分や周りの凸凹を知り、いい意味で頼り合えたら、良かったのになーと、つくづく思います。

経営者として、組織のリーダーになると、完璧なリーダーになろうとしてしまうことありませんか?

自分の凸凹を知り、社員さんたちの凸凹を知り、協力し合えるといいですね。

経営の神様、松下幸之助さんも『体が弱かったから、他の人に頼ることが出来た』とおっしゃっています。

ご自身の凹を把握して、周りを凸を活かした、いい事例ですね!

「凸で信頼され、凹で愛される」というチームづくりの格言があります。

ご自身と社員さん、社員さんどうしでも、凸で信頼され凹で愛されるいい組織をつくっていきたいですね!

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ凸で信頼され凹で愛される組織になるために何をしてみましょうか?
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