目標の先延ばしは怠惰だから?
【day2061】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
ここ数日、目標設定についてブログを書いてきました。
ブログを読んでくださった方から、こんな質問を受けました。
詳細を伺っていくと、外部環境の変化や内部体制の状況を踏まえて、目標を先延ばししたようです。
目標を設定した当時と状況が変わったため、自社にとって必要な取り組みを優先させたのですね。
これは、ご自身が甘いからとか怠惰のため、目標達成できなかった訳ではありません。
目標をゴールと捉える人も多いかもしれませんが、目標は手段です。
目標は、本当に実現したいビジョンに向かう途中の通過点なんです。
ですので、状況に応じて、目標は変更してもいいんですね!
これを「ゼロベース思考」と言います。
ゼロベース思考とは、過去にとらわれず、「今ゼロから始めるとしても、続けたり進める価値がありますか?」を都度考えることです。
これまで費やしてきた労力や時間、コストなどにひきずられることなく、望む未来にフォーカスして、再決断することです。
怠けたり逃げたくなったから、目標を達成することを諦めるのは違うのですが、前向きで建設的な止めるや先延ばしは、全然OKです!
むしろ、大歓迎!
日本人の美徳のひとつに、「継続や忍耐が大事」「最後までやり切ることは、素晴らしい」という考え方があります。
「途中でやめるなんて、自分の頑張りが足りないからだ。情けない。」と自分を責めてしまう。
しかし、一旦始めたことでも、とっとと止めた方がいい場合もあります。
続けることが、かえって損失を生んだり、意図したものと違う方向に進むことになってしまう。
今本当に重要なものにエネルギーを注ぐことが、できなくなってしまうことも。
一番大事なことは、目的やゴールに向かって一番いいと思う決断をし続けることです。
「続ける」「先延ばしする」「止める」のいずれにしても、「本当に必要なものを選びなおす」決断をすることが、重要なんですね。
経営者の仕事は、決断することですからね。
いい決断をして、最高の未来を手に入れましょう!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!