キャパオーバーな社員がたった1つのコツで仕事が速くなった話
【day1978】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
GW明けに、コロナが5類移行してから、もうすぐ2ヶ月。
コロナ禍前と同じくらい、人が街に増えましたかね。
オンラインとリアルの予定が混在して、かなり詰め込んでるかなという今日この頃です。
おかげさまで、充実の時間を過ごしているのですが、上手くタスク管理をしていかないとキャパオーバーになりそうです。
タスク管理が得意でよかったです!
とは言え、昔から、タスク管理が得意だったわけではなく、イロイロ手法を学び、上手くいくやり方を見つけて、得意になりました。
今では、五感思考マネジメントの講座や、クライアントさんたちに、タスク管理のやり方をお伝えしては、成果がでると重宝いただいています。
本日は、タスク管理が苦手で、キャパオーバーになっていた社員さんが、ドンドン仕事を進められるようになったお話です。
タスク管理が苦手な人の多くが、詰まっている理由は、このポイントをおさえていないからです。
たった1つのことを実践するだけで、タスク管理上手になれてしまいます。
先日、クライアントさま先で、キャパオーバーになっているリーダーと、
1. 抱えているタスクを全部フセンに書き出す。
2.優先順位順に並べる。
3.各タスクに所要見込み時間を書き込む。
4.スケジュール帳に貼り付けていく。
5.その通りに進めた場合のシミュレーションを頭の中でする。
の順で、タスク整理をしていきました。
ここまでタスク整理をしたところで、
と質問してみました。
すると、
と浮かない顔をしています。
そこで、続けて、質問をしました。
と、あるタスクが書かれたフセンを指さしました。
彼の指先には、「イベントの準備(1時間)」と書かれたフセンがありました。
と頭の中にあることを書きだしました。
「今候補に出ている会場に、仮予約の電話をする」
「他の会場もネットで調べる」
「企画書を書く」
「前回のイベント担当者に、段取りを確認する」
と出てきました。
「なかなか取り掛かれない仕事がある」
「常に、未完了タスクがいっぱい」
「スケジュールどおりに終わらないことが多い」
など、タスク管理が苦手な方は、自分が取り組むタスクが具体的になっていない場合が、多いです。
頭の中で行動している自分がイメージできていないんですね。
タスク整理をする時は、取り掛かる時に考えなくて済む、「スケジュールを決めたら、後はやるだけ!」の具体的な行動レベルまで、落としてしまいましょう。
次にご紹介する「行動の6つの条件」を使って、行動できるレベルまで落とし込みができているか、確認してみてください。
❶ 具体的 (思い、態度、やる気、情熱などでなく)
『それって、具体的な行動?』
『いつ? どこで? 誰と? 何を? どのように?』
❷ 自律的 (自分でできる)
『それは自分でできる行動?』
❸ 明確 (目に見える)
『その行動は、目に見えてはっきりしてる?』
❹ 測定可能 (測れる)
『その行動は、回数や量を測れる?』
❺ 妥当性がある (実現可能だと納得できる)
『その行動は、現実性がある?』
❻ 即時的 (この1週間でできる)
『それは、今週中にできる行動?』
やり手の方ほど、いろいろとアイディアが浮かんできて、やりたいけど、やれてない案件が、積み残りがちです。
能力が高い方ほど、たくさんのお仕事を、抱えがちです。
タスクの細分化、ぜひ、試してみてください。
ご自身でも、社員さんへの関わりにも、オススメです。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ あなたのスケジュール帳のタスクは、「後はやるだけ」レベルまで、具体的になっていますか?