人が増えても速くならない理由とは?
【day1976】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先日、チームビルディングの師匠・仲山進也さんが主催する読書会に参加してきました。
課題図書は、株式会社ソニックガーデンの経営者・倉貫義人さんが書かれた「人が増えても速くならない」。
左)倉貫さん、中央)大図、右)仲山さん。
ソニックガーデンは、ソフトウェアを受託開発する会社です。
ソフトウェア開発の納期を早めたいと思ったら、多くの人は、開発に携わるプログラマーの人数を増やせばいいじゃんと思われるでしょう。
2倍の人を投入すれば、半分の時間でソフトウェアが出来上がると。
ところが、どっこい、そうは問屋が卸さない。
むしろ、開発が遅れるという話です。
なぜだか、理由、分かりますか?
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プログラマーというのは、コンピュータに動いてもらうために、プログラム言語を使って、指示を出すお仕事です。
コンピュータにこちらの意図どおりに動いてもらうために、どういうプログラム(指示)を書いたらいいのか、アレコレ頭を使って考えるお仕事です。
通常は、プログラマーのお1人お1人、積み重ねてきた経験や知識が違えば、コンピュータへの指示の出し方も違います。
つまり、人数が増えると、違う指示の出し方をする人たちが増えることになります。
違う指示の出し方をする人たちが、各自バラバラに、コンピュータへの指示だしを行えば、コンピュータは混乱してしまいます。
そこで、連携をとるため、すり合わせをしながら開発をすることになるのですが、今度は、コミュニケーションコストが増えることになります。
コミュニケーションコストとは、情報伝達・意思疎通にかかる時間や労力のことです。
例えば、5人のプロジェクトなら、他の4人とすり合わせをすればよいですが、3人追加して8人になったら、他の7人とのすり合わせが必要になります。
他者との連携にかかる時間が増えてしまうんです。
ですので、人を増やしても、開発が速くならないというわけです。
このロジックは、
という経営者のお悩みにも当てはめて、考えることができますね。
新しく社員を増やすと、仕事に対する考え方や進め方が違います。
放っておいたら、各自バラバラの考え方や進め方で仕事をします。
すると、現場は、バタつきます。
そこで、連携をとろうとすると、コミュニケーションコストが増え、仕事が思うように進まない。
では、どうしたらいいでしょうか?
長くなってきましたので、続きは明日にしますね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ社員を増やしたのに、思うほど仕事が進まないのはなぜでしょうか?