反対勢力をつくらないコミュニケーション手法とは?
【day1858】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日は、「五感思考マネジメント」の上級講座でした。
テーマは「意見が割れる相手と共有ゾーンを見つける」。
私は、この技術を知って、人生が変わりました。
昔の私は、相手と意見が対立した時には、「いかに相手をやりこめるか」ばかりを考えていました。
対立する相手の意見が、どれだけダメなのかを探し出す。
そして、自分の意見がどれだけいいのかを伝える。
自分の意見にYESと言ってもらえるよう、説得していたんですね。
説得ならまだいい言い方で、論破していたと言いますか、パワーでねじ伏せていたという方が正しいでしょうか。苦笑
弁で勝てないから了承した部下だって、心では渋々従っていたでしょう。
頭で納得した同僚だって、やりこめられた感、やらされ感があったでしょう。
ムダに敵をいっぱい作っていました。
当時は、それしか、人に動いてもらうやり方が分からなかったからです。
ところが、昨日お伝えしたマネジメント手法は、真逆のコミュニケーションです。
相手と意見が対立した時こそ、相手のいいところや、自分が賛同できるところを探し出し、一緒に同じ方向に向かって進めるように促していく手法なんですね。
これをすると敵がいなくなるし、反対勢力が生まれない。
むしろ、仲間になってくれる。
敵をつくらない、対立し続けることができない無敵コミュニケーションです!
スゴイですよねー!
そして、経営者の方の場合は、対立するというより、今一歩な意見をしてくる社員さんの意見を引き上げるために使えます。
社員さんに対して「ろくなアイディアを出してこないなー」とか「意見の視点がちょっと低いんだよなー」などと思った時に有効です。
「YES, AND」のコミュニケーションと言います。
社員さんが提案してきたイマイチな意見やアイディアな中にも賛同できる部分を見つけて、「そして」で自分の意見を繋げていくんですね。
昨日も講座の中で簡単なトレーニングをしたら、「早速、使います!」とおっしゃっていただきましたので、次回、実践報告を伺うのが、とても楽しみです!
経営者が1歩を踏み出せば、組織は変わりますからね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!