成果がでる組織とでない組織の違いとは?
【day1819】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
当社のサポートのほとんどは、単発ではなく継続のサポートです。
ですので、クライアントさま先にお伺いすると、まず、前回から今回までの間に取り組んでみたことや起こった変化をお伺いします。
今週も、たくさんの社員さんたちの成長や組織の変化、成果を喜びあいました。
あるクライアントさま先で成果をお伺いして、「スゴイ!やりましたねー!良かったですねー!」と喜びあって、ポジティブなエネルギーに溢れたまま、次の取り組みを検討する。
そのポジティブなエネルギーを感じたまま、次のクライアントさま先で一緒にいい取り組みができてと、いい連鎖が起こっています。
五感思考マネジメントのサポートで、なぜ、いい連鎖が起こるのか?
なぜ、いい成果が上がるのか?
それは、五感思考マネジメントのサポートは、成果にこだわっているけれど、成果から始めないからです。
ちょっと意味不明ですかね。笑。
成果から始めないことが成果につながることを説明した「成功循環モデル」という考え方があります。
「成功循環モデル」は、マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱した組織に成功をもたらす基本的な考え方です。
組織の循環モデルには、グッドサイクルとバッドサイクルがあります。
グッドサイクル(赤い数字で示したもの)
①(関係の質)お互いに尊重し、一緒に考える
②(思考の質)気づきがある
③(行動の質)自分で考え、自発的に行動する
④(結果の質)成果が得られる
⑤(関係の質)信頼関係が高まる
バッドサイクル(青い数字で示したもの)
①(結果の質)成果が上がらない
②(関係の質)対立、押し付け、命令する
③(思考の質)面白くない、受け身で聞くだけ
④(行動の質)自発的・積極的に行動しない
⑤(関係の質)関係が悪化する
バッドサイクルは、結果だけを求め、「①結果の質」を向上させようとすることから始まります。
しかし、なかなか成果が上がらず「①結果の質」が低下すると、対立や押し付け、命令が横行するようになり、「②関係の質」が低下します。
一時的に成果が上がることもあるかもしれませんが、それはメンバーが追い詰められた状態で出した成果にすぎないので持続せず、結局、同じサイクルに入ってしまいます。
「②関係の質」が悪化すると、メンバーは考えることをやめ、受け身になってしまい、仕事がつまらないと感じ、「③思考の質」が低下する。
受け身なので、当然自発的・積極的に行動しなくなり、「④行動の質」が低下して成果が上がらなくなる、つまり「④結果の質」がさらに低下するんです。
停滞していたり、なかなか成果の上がらない組織は、このようなバッドサイクルに陥っていることがよくあります。
一方で、グッドサイクルは、「①関係の質」を高めるところから始めます。
「①関係の質」を高めるとは、相互理解を深め、お互いを尊重し一緒に考えることです。
ここから始めると、メンバーは自分で気づき、面白いと感じるようになり、「②思考の質」が向上します。
面白いと感じるので、自分で考え自発的に行動するようになり、「③行動の質」が向上します。
その結果として、「④結果の質」が向上し、成果が得られ、信頼関係が高まり、「関係の質」がさらに向上するんです。
「①関係の質」の大切さを理解せずに、「④結果の質」だけを求めていると、部下との信頼関係を築けず、どんなに努力しても組織として結果を出せないという状況になってしまいます。
五感思考マネジメントも、関係の質、思考の質、行動の質を高めていくことで、結果の質を高めていきます。
ですので、グッドサイクルが加速して、成果がドンドンでるんですね!
御社の現状は、いかがでしょうか?
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!