イライラ感情を前向きなモチベーションに変換する方法
【day1810】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先日のブログで、「暴言は相手のパフォーマンスを61%下げる」というお話をさせていただきました。
しかも、暴言を吐かれた本人だけでなく、自分のグループの誰かが暴言を吐かれていたり、暴言を見ていた人もパフォーマンスを下げてしまうんですね。
社員さんのパフォーマンスが落ちてしまう状況は、成果にコミットする経営者としては、避けたいところ。
とは言え、社員さんの仕事ぶりにイライラしてしまうこともありますよね。
昨日は、イライラしたりとネガティブな感情がでてきたら、どうしたらいいのか「5つのイライラ対策」から3つ目をお伝えしました。
本日は、4つ目。
4つ目は、「ネガティブな感情をモチベーションのタネにする」です。
モチベーションは、「ポジティブな感情からくるもの」と「ネガティブな感情からくるもの」の2種類があります。
「ポジティブな感情からくるもの」とは、「素晴らしいことが待っている。これがやれたらとっても嬉しい」ことが実現できると思うと頑張れる」パターンです。
「快追求型」と言います。
「ネガティブな感情からくるもの」とは、「辛い、大変な経験をしたくないから、それらを避けるために頑張れる」パターンです。
これを「苦痛回避型」と言います。
「快追求」で社員のモチベーションを上げようと思ったら、
・これをやったら、昇格昇給が待ってるよ。
・これができたら、褒めてもらえる。
・これを実現したら、お客様の○○さんが喜んでくれるに違いない。
「苦痛回避」でモチベーションを上げようと思ったら、
・これがやれなかったら、降格降給にするぞ。
・これが失敗したら、怒られる。
・これがお客様に迷惑をかけて、クレームがくるかも。
とハッパをかけていく感じですね。
それでは、あなたが、社員さんが何度言っても同じ間違いをするので、イラっとしてしまった。
このイラっとしたネガティブな感情をあなたのモチベーションのタネする場合、
こんな感情を二度と味わいたくないから、
・社員に仕事を依頼する場合には丁寧な説明をしよう。
・社員さんが出来ることから、ステップを踏んで仕事を任せるようにしよう。
・日頃から、信頼関係をもっと築いておかないといけないな。
・もっと尊敬される上司でいよう。
と「苦痛回避」のモチベーションにして、次の行動をしていけるといいですね。
つまり、イラっとした感情を無駄にせず、自分が奮起する材料にしてしまうんです。
社員さんに対して「イライラさせやがって」とズルズル引きずらずに、前向きな思考・感情・行動ができるようになります。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!