社員がドンドン動く伝え方2つのコツ
【day1707】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
東京は、本日からグッと寒くなるようです。
暖かくして、風邪などをひかないように、お互い気をつけましょう。
今年も残り、3ヶ月。
風邪など引いてる場合じゃないですからね!
さて、
というお困りごとは、よく伺うものの1つです。
本日は、そう思ったらやってみてほしい、簡単にすぐできる伝え方2つのコツをお伝えします。
【コツその1】
まずは、否定形ではなく「肯定形で伝える」です。
×「受け身になるな」
○「積極的になれ」
×「言ってる意味が、分からない」
○「今後どうしたいのか教えてくれ」
○「どうしてそう思ったのか教えてくれ」
脳は、否定形を理解しません。
ですので、例えば、「受け身になるな」と言われれば言われるほど、「自分は受け身」という呪文が刷り込まれていくそうです。
また、「受け身になるな」と否定形で言われると、「じゃあ、どうしたら?」と萎縮して動けなくなってしまうことも、多いです。
そして、次は、【コツその2】
やって欲しいことを「具体的に伝える」です。
×「受け身になるな」
○「積極的になれ」
○「会議で、必ず、1回以上発言するように」
指示を出す方は具体的に伝えているつもりでも、指示を出される方にとってみたら、「抽象的でよく分からない」ということも多いです。
充分に具体的になっているか、次の「行動6つの条件」でチェックしてみてください。
① 具体的 (思い、態度、やる気、情熱などでなく)
『それって、具体的な行動?』
『いつ? どこで? 誰と? 何を?どのように?』
② 自律的 (自分でできる)
『それは自分でできる行動?』
③ 明確 (目に見える)
『その行動は、目に見えてはっきりしてる?』
④ 測定可能 (測れる)
『その行動は、回数や量を測れる?』
⑤ 妥当性がある (実現可能だと納得できる)
『その行動は、現実性がある?』
⑥ 即時的 (この1週間でできる)
『それは、今週中にできる行動?』
想定以上に具体的にすることが、大事です。
「具体的に」は自分にとってではなく、相手にとって「具体的」でなければなりません。
相手にとって「具体的」とは、自分が想定している相手にしてほしい行動と同じものを、相手の頭の中でイメージできている状態です。
例えば、「会議の準備してください」は、これは行動ではありません。
「会議の準備って何するの?」という感じです。
行動とは、例えば、
「会議の7週間前に30分時間をとって、議題をまとめ、参加者にメールをする。」
「毎日9時から15分、次回の会議で使用する資料を作成する。」
このくらい、行動レベルまで具体的になっていたなら、自分と相手にズレがでませんね。
「そこまでするのかー!」と思われるかもしれません。
しかし、社長さんは、多くの方がデキる方です。
直感力が優れ、視座も高く、経験や行動力もあります。
昔、巨人の長嶋茂雄さんの指導は、「ビュッと振って、パーンと当てる感覚」と言った感覚的な指示なため、凡人には分かりにくかったと聞いたことがあります。
社員さんにとっては、社長の指示は長嶋さんの指示と同じくらい「具体的にはどうしたら?」と思っているでしょう。
デキる人やすぐ感覚をつかめる人には、感覚的、抽象的な指示でもOKでしょう。
もしくは、相手が感覚をつかむまで、こちらも、疲れずに何度も伝えられたり、ひたすら待てる場合も、感覚的、抽象的な指示でもOKです。
社長と社員さんの持っている情報量(経験、知識、視点)は、それくらい違うんです。
本日お伝えしました「社員に動いてもらえる伝え方2つのコツ」は、
1.肯定形で伝える
2.具体的に伝える
です。
ぜひ、試してみてください。
社員さんの動きが変わって、ドンドン進むようになりますからね!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
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