精神論がむしろやる気を引き出さない話
【day1673】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
本日から9月。
今年もあと4ヶ月ですね。
今年中にやり遂げたいことがあるなら、今からダッシュが吉ですね!
本ブログでお伝えする五感思考マネジメントのエッセンスも、全力ダッシュにご活用ください。
ということで、本日も人材育成、組織づくりのお役立ち情報をお届けしてまいります。
先日、クライアントさま先で、業務改善のための会議進行を行いました。
いくつもの課題を挙げた中から、「情報共有が不十分なためミスやトラブルが起こっていること」を扱うことに決めました。
そして、理想の状態の共有と原因分析をして、解決策のアイディア出しを行いました。
すると、素晴らしいアイディアもでたのですが、精神論的な意見もまぁまぁ多かったです。
精神論的な意見とは、例えば、「主体的に動く」「積極的に確認をする」などです。
「主体的に動け」「積極的に動け」など、職場でよく聞かれる言葉ですね。
「主体的に動く」、意識としてはモチロン大事です。
しかし、「主体的に動け」などの精神論は抽象的なため、言う側と言われる側がもつイメージが違うことも多いです。
多くの場合、「主体的に動け」と言う上司が求めている行動と、「主体的に動け」と言われている部下が思いつく行動は、違います。
ちなみに、部下が成長しても、上司は部下が「主体的に動けていない」と感じた時、つまり、2者間でギャップがある時に、部下に指摘するので、その平行線は続きます。
ですので、私は心の専門家ですが、精神論は言いません。
むしろ、心や頭の中を客観的に具体的に見える化して扱えるようにすることで、変化を起こしていきます。
例えば、やる気がないと言う人に「やる気をだせ!」「たるんでるからだ!」とは言いません。
「どういう時に、やる気がでないのか?」、具体的かつ客観的な状況を聞き、解決策を考えていきます。
また、「やる気がでないことで、どんな困りごとが発生しているのか?」具体的な課題を特定し、解決策を見出していきます。
社員がやる気がないせいで、いろんな困りごとが発生している場合、精神論だけで進めようとしていませんか?
それは、ゴールが見えない苦しい道のりになっていませんか?
具体的かつ客観的に解決策を考える、ぜひ、検討してみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!