放置と面倒見過ぎのラインは?@新入社員教育
【day1670】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
少し前に、クライアントさま先で、新入社員の教育方法についてのご相談がありました。
今までは中途採用のみで、新卒採用が今年度初。
新卒向けの教育カリキュラムはありませんでした。
そんな中、よりよい教育方法を試行錯誤しながら、つくっています。
今回のご相談は、新人さんの成長を促すために何ができるか?
いろいろとアイディアを出した結果、新人さんと教育担当で、毎日、メール日報をつけることにしました。
新人さんが書く内容、教育担当がフィードバックする内容を決め、フィードバックのコツもお伝え。
相談の翌日から、メール日報をスタート。
数日間は、順調にやりとり。
ところが、間もなく、新人さんがメール日報を送るのを忘れてしまうということが、起こり始めました。
教育担当さんから「私からメールを送る方がいいでしょうか?」と相談を受けました。
どう思いますか?
あなただったら、どうしますか?
私の答えは、「教育担当からではなく、新人さんからメールする形を維持する方がいい。そのために、どうしたらよいかを考える」です。
教育担当からリマインドを受ける形だと、新人さんの中で、”依存”が育ちやすくなるからです。
依存とは、自分の力で立ち上がろうとするのではなく、誰かがやってくれるだろうとか、誰かにやってもらおうという姿勢です。
教育担当者が面倒を見過ぎるのも、よくないんです。
「本人がやれるようになることを、サポートする」ことが、”自立”を育てます。
自立は、自分の力で立ち上がり、前に進もうとする姿勢です。
ちなみに、協力を仰いではダメということではありません。
この辺りは、長くなりますので、またの機会に。
面倒見過ぎや教え過ぎも、よくないんですね。
ちなみに、怒ればいいというのも違います。
「どう関わったらいいか?」の判断基準は、「相手の”自立”を促しているか?」です。
ぜひ、意識されてみてくださいね。
あなたの関わりは、相手の自立を促してますか?依存を促してますか?
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!