なぜ兄弟げんかは起こるのか?に学ぶ職場コミュニケーションのヒント
【day1665】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
夏の暑さも少し落ち着いてきて、そろそろ夏も終わりでしょうか。
ネットニュースで、興味深い夏休みの自由研究の記事を見つけました。
小学6年生によるもので、テーマは「どうしてきょうだい喧嘩が起きるのか」。
このテーマにした理由は、兄弟げんかが多いので、けんかが起こらない兄弟になってみたいからとのこと。
(画像提供:4児の父さん)
ステキですよね!
研究対象は、研究者自身である長女(11歳)、長男(8歳)、次女(5歳)、次男(3歳)の4兄弟。
兄弟げんか100バトルについて、誰と誰がけんかしたのか、原因や結果などを記録して分析しています。
ちなみに、100バトルは、10日で到達したそうです。早い!笑
調査結果は丁寧にまとめられています。
そして、興味深いのは、関係者(父、母、長男、次女、次男)からのコメント。
特に、ダントツけんかの数が多かった長男からのコメントです。
ナント、長男曰く「喧嘩はしていない」!!!
(画像提供:4児の父さん)
そうかー、長女には「けんか」に見えることも、長男にとっては「けんか」ではなかったんですね!
小学生の兄弟間のコミュニケーションだし、けんかするほど仲がいいのかなと、なんだか、ほのぼのしちゃいますが、職場でもこのような認識の違いは多々あって、しばしばお互いのパフォーマンスを下げることにもなっているのではないでしょうか。
例えば、上司が部下に対して「お前、また何やらかしてんだ!」と厳しく注意する。
上司はこのコミュニケーションを、部下に対する愛情と捉えている。
一方、部下は、上司からのパワハラがキツイと感じている。
例えば、部下が指示したことをなかなか実践しない。
上司は「部下はやる気がない」と思う。
部下は「上司の指示が分かりにくい」と思う。
結果として業務が進んでいない。
などなど、ですね。
職場で起こるトラブルの多くは、ミスコミュニケーションが発端ではないでしょうか?
人は、全員、立場や経験が違うため、捉え方が違って当然です。
ですので、一緒に仕事をするには、お互いにすり合わせをしていくことが欠かせません。
ミスコミュニケーションをできる限り少なくするために大事にしたいことは、「相手がどう受け取っているか」です。
「自分がどういう意図でコミュニケーションを取ったか」ではありません。
「コミュニケーションの意図は相手の反応で分かる」という格言があります。
自分がどういう意図でコミュニケーションを取ったのかではなく、相手がどう受け取ったのかが、コミュニケーションが起こした結果であるということですね。
気持ちよく仕事をしながらいい成果を出すために、あなたが取ったコミュニケーションで「相手はどう受け取ったか?」を意識してみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日のチャレンジ課題あなたが取ったコミュニケーションを「社員はどう受け取ったか?」を、意識してみましょう