面談を社員の不満を聞くだけにしない簡単予防策
【day1663】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
9月は、上半期の総括と下半期の目標設定で、面談をされる会社も多いでしょうか。
先日、新しいクライアントさまから、こんなご相談を受けました。
社員面談をされる、新しいチャレンジをされていらっしゃるのは、とても素晴らしいことです。
「会社をもっと良くしよう!社員さんともっと話をしてみよう!」という思いから、社員面談をすることにしたそうです。
ところが、実際やってみたら、社員さんの不満大会になってしまった。
しかも、社長も憂鬱に感じてしまっている。
モッタイナイですね。
こちら側の意図があって、社員さんの不満を聞くのはOKです。
しかし、そうでない場合、社員面談が、かえって社員さんとの距離を作ってしまうこともあります。
このまま放っておいたら、「社長は気持ちが下がる。社員の不満は聞いたけど、対応しきれない。」⇒「社員は社長に対する期待値が下がり、不満がさらに増大する。」の負のループが始まりかねません。
せっかく、お互いに時間を割くのですから、より信頼関係を築くことができる生産性のある時間にしたいですよね。
昨年の面談では、何も準備をせずに「とりあえず、社員さんと話をしようか」でスタートしたとのことでした。
面談は、準備が大事です!
準備さえしておけば、コワくありません!
準備とは、まず、「面談の目的やゴールを明確にすること」。
そして、「社員さんと面談の目的やゴールを共有すること」です。
面談の目的とは、例えば、
・仕事の評価を伝えるため
・仕事上で困っていることを聞き出すため
・目標設定をするため
・これからの会社の方針を共有するため
・キャリアプランを相談するため
などなど。
ゴール設定もいろいろありますね。
例えば、目的が「社員との信頼関係を強めるため」でも、
・プライベートも含めて社員の近況の話を聴く。
・社員に対して気になっていることを本音で話す。
・仕事をしている中で不安や不満に思っていることを聞いて、気持ちスッキリしてもらう。
などなど。
この辺を曖昧なままにして、面談をしてしまうと、時間をムダにしてしまうだけでなく、せっかくの面談がマイナスに作用してしまいかねません。
ぜひ、目的やゴールを明確にして、面談に臨んでみてくださいね。
モチロン、実際、面談で対話を始めてから「予定したことと変えた方がいいな」と思ったら、目的やゴールを修正して大丈夫です。
その場合でも、事前のシミュレーションがあるかないかで、結果はずいぶんと違います。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけあなたの面談の目的とゴールは?