いい経営理念とは?
【day1655】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
明日は、終戦記念日。
この時期、戦争関連のニュースや情報が増えますね。
昨日は、そんな中の1つ、株式会社サンリオの記事が目に留まりました。
創業者の辻信太郎会長は、17歳の時に、山梨県で空襲にあいました。
周り一面の焼け野原。
たくさんの方が亡くなりました。
戦後、辻さんは会社を立ち上げるのですが、創業の想いを次のように語られていました。
「それまで普通に生活をしていた人が、いとも簡単に殺されてしまうんですよ。そんなことが、あっていいわけがない。なにがあっても、戦争を起こしてはいけない。この世から戦争をなくさなければならない。そのためには、人間同士が助け合い、仲よく生きていける環境が必要です。だったら自分はそのために、何ができるのか。常に、そのことを考えていました。そこで、みんなが仲よくなるために役立つ、かわいらしい文房具などの小さなプレゼントをつくろうと考えたんです。・・・」
そして、経営理念は「みんななかよく」。
辻さんの想いが伝わる素晴らしい経営理念です。
経営理念をつくる時、「どんな言葉がいいか?」と頭でアレコレ考える方も多いかもしれません。
しかし、私は、カッコイイ言葉やキレイな言葉である必要はないと思っています。
私が、経営理念をつくるお手伝いをする際に重要視していることは、ご自身の言葉であるかどうか。
ご自身の言葉であるかどうかというのは、ご自身の想いがのっているかどうか。
ご自身の想いがのっているかどうかとは、ご自身の心が震える体験と紐づいているかどうかです。
ところが、この「ご自身の心が震える体験」を思い出すことに、苦労される方も多いのではないでしょうか。
もしくは、思い出しても、一番を選ぶのに、悩まれる方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、頭で考えると選びにくいです。
そこで、五感思考マネジメントでは、五感で考えます。
五感で考えると、しっくりする言葉がすっと閃くように見つかります。
五感で考えるとは、例えば、タイムラインといって、歩くんですね。
自分の人生を1本のラインに見立てて、部屋の中を歩いてみます。
今までの人生で、嬉しかったこと、辛かったことなどを、その時々の感情も思い出しながら、マーキングしていきます。
そして、その歩いたラインをフカンして外から見てみると、直観的に「これだ!」というのが分かるんですね。
経営理念が上手くまとまらないと悩まれている方、頭の中で考えるだけでなく、ぜひ、タイムラインを歩いてみること、オススメです。
あなたや社員さん、お客さま、関わる方々の心が震え、幸せな未来を築く道しるべとなる経営理念になりますように。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日のチャレンジ課題今までの人生で、嬉しかったこと、辛かったことなどを、その時々の感情も思い出しながら、タイムラインを歩いてみましょう
追伸:戦争のない平和な世界になりますように。