話下手な上司の方が上手く部下を育てられる?
【day1632】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先日、クライアントさま先で、社員面談のやり方について、相談にのっていました。
すると、新任の課長さんが、
とおっしゃいます。
「コミュニケーション下手って、どういうことか?」さらに、掘り下げて聞いてみました。
彼の言う「コミュニケーション下手」とは「話し下手」という意味でした。
上手に話せないから、コミュニケーション下手。
コミュニケーション下手だから、部下育成や面談に苦手意識を感じる。
というロジックです。
コミュニケーション上手というのは、饒舌であるということとは、違います。
むしろ、部下を育てる社員面談では、上司の話過ぎは、注意です。
上司と部下が話す理想の割合は、上司:部下=2:8です。
つまり、上司が話過ぎない方が、上手くいくのです。
むしろ、上司が話すのではなく、部下に問いかけて、たくさん話してもらった方がいいんです。
本日は、とても簡単にできる問いかけの技術をご紹介です。
「スケーリング」という技術です。
人は、OKかNGかの二択でモノゴトを評価しがちです。
例えば、コミュニケーションができるorできないなどですね。
ところが、スケーリングを使うと、OKかNGかの二択だけではなく、その間の存在を認めることができます。
それでは、スケーリングとは何をするのか?
具体的には、点数で表現することです。
10点満点で今何点かをつけてみます。
例えば、こんな感じです。
と部下が言ったとします。
なんか、出来ないところにばかり、目がいっていたけど、やれてることもありましたね。笑
そのために、何をしましょうか?
出来てる・出来てないの2択ですと、目標値が高いまま、「どうしたら?」と出口が見つからなさそうです。
ところが、スケーリングで考えると、出来てるところを認めつつ、次の1歩を探しやすくなります。
ぜひ、試してみて下さいね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日のチャレンジ課題社員さんにスケーリングで問いかけてみましょう