【緊急案内あり】社内で誤解や衝突が生まれがちな発言とは?@日銀総裁から学ぶ
【day1590】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
<緊急案内!>
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1回限り、開催することになりました。
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さて、6月6日の日銀の黒田総裁の「日本の家計が値上げを受け入れている」発言が物議を醸しました。
Twitterでは「#値上げ受け入れてません」のハッシュタグがトレンド入りしたとのこと。
黒田総裁の発言のニュースを読んだ時、私も「えっ!どういうこと?値上げを受け入れてるっていうか、買わざるを得ないからね」と思いました。
こちらの発言の何が問題なのか?
黒田総裁は「誤解を招き申し訳ない」と謝罪されましたが、ご自身の「意見(解釈)」を「事実」のように語っていることで、ミス・コミュニケーションが起こっています。
「日本の家計が値上げを受け入れている」は、黒田総裁の「意見(解釈)」です。
では、「事実」は何か?
黒田総裁は、何かのデータや出来事を見たり聞いたりして、「日本の家計が値上げを受け入れている」と判断したはずですので、その元データや出来事が「事実」です。
「事実」と「意見」を一緒くたにして、考えたり、相手に伝えていると、要らぬ誤解や衝突が生まれがちです。
「事実」と「意見」を切り分けて考え、相手に伝えることで、ミス・コミュニケーションを防ぐことができます。
ところが、「事実」と「意見」がごっちゃに語られていることって、職場でよくあるんですよ。
私も、昔は、「意見」を「事実」のように語るを、よくやってました。
例えば、こんなことです。
と言っていたとします。
「部下が、全然仕事をしない上に、陰で不満ばかり言っている」
これは、この時点では、事実かもしれませんし、事実じゃないかもしれません。
それは、決して、部長がウソを言っているということではありません。
悪い人だということでもありません。
この時点で分かる事実は、部長は「部下が、全然仕事をしない上に、陰で不満ばかり言っている」と思っているんだなということ。
また、部長が「部下が、全然仕事をしない上に、陰で不満ばかり言っている」と思うような何かがあるのだなということです。
本当に何が起こっているのか、「事実」を把握するには、現場検証が大事です。
「事実」は、例えば、「全然仕事をしない」は、「残業せずに定時で帰る」かもしれませんし、「電話のベルが鳴った時に、2コール以内で取らない」ということかもしれません。
この現場検証をせずに、一方の「意見」だけで話を進めてしまうと、トンチンカンなことになりかねません。
私も、クライアントさま先で、上司と部下両方のお話を伺ったり、違う部署の方にお話を伺いますと、それぞれで話が違っていることは、しょっちゅうあります。
そんな時は、各当事者の話を丁寧に伺い、それぞれの意見と事実を押さえていきます。
この「意見」と「事実」を切り分けて、共有するだけでも、ずいぶんと誤解や衝突を解消することができますので、ぜひ、試してみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日のチャレンジ課題「事実」と「意見」を切り分けて考えて、相手に伝えましょう