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ネガティブな社員が前向きな1歩を踏み出す聞き方とは?

2022.02.23 by 大図美由紀

【day1487】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

先日、顧問先企業さまでコーチングのトレーニング研修がスタートしました。

参加者は、幹部のみなさま。

組織のトップの方々が、社員さんたちの意欲を引き出し、可能性を広げ、自ら困難を乗り越えていくことを支援する!

これから起こる変化を想像して、ワクワクしまくりです!

本日は、コーチングの技術について、ご紹介です。

社長
そもそも、コーチングってどんなことするの?

という方も多いですよね。

あなたは、コーチングとはどんなものだと思っていますか?

社長
話を聞くんだよね?

社長
質問することだよね?

社長
教えるんじゃなくて、引き出すんだよね?

といったところでしょうか。

コーチングは、相談者の話を聞くのですが、ただ聞いてる訳じゃないんです。

先日の研修でも、「傾聴」と「コーチングの聞く」の違いについて説明させていただきました。

私は、傾聴の専門家ではないですし、さまざまな流派によって、定義も違うかと思いますが、

私は、以下のように説明しています。

傾聴は、話す人が話すがまま、ひたすらに聞く。

それと比べて、コーチングの“聞く”は、思いっきり意図があります。

目的があります。

相手の勇気を引き出すことが、目的です。

勇気を引き出すとは、目の前の困難を乗り越えたい、乗り越えられるという気持ちになるよう促すことです。

そのために、今、現状、どういう状態なのか?(現状把握)

それが、本当はどうなったらいいのか?(理想の状態)

そのために、何から始めるのか?(行動)

を本人の中から引き出していきます。

問題にハマっている視点から、「本当はどうなったらいいか?」理想の状態へ視野を広げることで、勇気が引き出されていくんですね。

例えば、相談者が、

相談者
部下の○○に何度言っても、○○は考えない。もし分からないなら、聞いてくれればいいのに、それもしてこない。だから仕事が進まない。今の時期は忙し過ぎて、任せてるヒマがあったら、自分がやってしまった方が早いから、自分でやってしまおうかとも思うのだけども・・・。

などと、今、気になってること、困ってることを、つらつらと話していたとします。

これを「うんうん」と聞き続けるのが、傾聴。

コーチングの聞き方は、

大図
そうですかー。大変ですねー!で、本当は、それがどうなったらいいですか?

と、本人が望む理想の状態にアクセスしていくことを促します。

問題にハマっていると、本人の中で「やれない感&やりたくない感」が育っていきます。

ところが、現実の状況が何も変わっていなくても、理想の状態になると、「やれる感&やりたい感」が育っていくんですね。

不思議ですね。

でも、それが人間の素晴らしくて、愛しいところですね!

あなたが「コイツ、ムリ」と思っている社員さんも、関わり方次第で変わっていきますよ。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ社員さんのやれる&やりたい感を育てるために、何をしてみましょうか?
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