謎の自信のつくりかた
【day1470】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
北京オリンピック、始まりましたね!
個人的な一番の注目は、男子フィギュアスケート。
団体戦のショートプログラムでは、宇野昌磨選手が、自己ベストで2位。
フリーでは、鍵山優真選手が、自己ベストで1位。
羽生結弦選手も含めて、3人とも、個人戦でのメダルが期待できるんじゃないでしょうか。
鍵山選手は、18歳でオリンピック初出場。
競技後のインタビューで「緊張はなかったか?」と問われると、
「謎の自信」で「今日は心の底から楽しく過ごせました」とのこと。
相当な練習を積み重ねてきたからこその自信かと思いますが、練習を積み重ねてきただけでは「根拠のある自信」であり、「謎の自信」はつくられないんです。
どんなことがあっても大丈夫だろう、イケるだろうという「根拠のない自信」が持てると、ここぞという時にはモチロン、どんな時でも力を発揮することができるようになります。
それには、周りの関わりも大事です。
どんな関わりかと言うと、承認なのですが、実は、承認には3種類あります。
1.結果承認
行動によって作られた結果や成果に対して、その価値を認めること。
例えば、営業マンでしたら、「今月の契約金額、良かったね!」など。
2.プロセス承認
現在行っている行動やこれまでのプロセスに対して、その価値を認めること。
例えば、営業マンでしたら、「今月、見込み客に、たくさん、訪問してたものね!すごいね!」「○○さんに、お礼状書いたり、お客様との関係性を大事にしてて、素晴らしいね!」など。
3.存在承認
何もしなくても、存在自体の価値を認めることです。
例えば、「○○くんと、一緒に仕事が出来て、嬉しいよ。」「○○くんがいてくれることで、みんなの士気が上がってる気がするんだよね。」など。
結果承認は、多くの方がやっていらっしゃいます。
ところが、結果承認だけですと、「結果がでれば楽しいけど、結果がでないと楽しくない」という社員さんが育ちがちです。
結果がでるのはたまにですから、必然と、仕事が楽しくない時間が長くなってしまいます。
仕事が楽しくないと、単なる作業になり工夫しなくなるから、パフォーマンスも落ちてしまいます。
承認上手な方は、プロセス承認もして、プロセスも楽しめるようにしてあげています。
今回は、その上をいって、社員さんに存在承認もしてあげてほしいんです。
打たれ強く、土壇場に強い社員さんが育ちます。
存在承認は、自分だけのためでなく、仲間のために頑張ろうという気持ちも育てます。
会社のトップに立ち、責任を背負う立場になると、「結果がでてないのにホメるのは難しい」となりがちです。
私も、昔は、そうでしたから、分かります。
でも、それだと、なかなか社員が育たないわけです。
結果として、責任を負う立場の自分が苦しくなると。
最初は、照れくさい気持ちになるかもしれませんが、ぜひ、チャレンジしてみてください。
社員さんが育ってくると、仕事はますます楽しくなりますからね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!