95%の人が本当にやりたいことをやっていない
【day1391】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日は、大谷選手が、インタビューでご自身の才能について聞かれ、「好きなことについて頑張れる才能のみ」と答えた話を書きました。
詳しくは、こちら。
人間は、本当に好きなことだったら、頑張れるんです。
ですので、御社の社員さんたちも、本当にやりたいことが分かれば、大谷選手のように頑張ってくれます。
ここで、2つの疑問が浮かぶと思います。
「どうすれば、社員が本当にやりたいことを見つけられるんだろう?」
「社員が本当にやりたいことを見つけたら、会社を辞めてしまうのではないか?社内に社員が本当にやりたいことなんて、ないんじゃないか?」
です。
この2つの問題をクリアし、社員が本当にやりたいことを見つけ、御社でワクワク働いてくれるようになる方法があります。
まず、1つ目の「どうすれば、本当にやりたいことが見つけられるか」。
多くの人が、本当にやりたいことを見つけることに、苦労しています。
ちなみに、夢や目標に関するある調査によると、「夢や目標を設定した95%の人が、叶わない。達成していたのは、残り5%の人だけ。」というデータがあります。
これは、95%の人が、本当にやりたいことが分からず、夢や目標になってないから、叶ってないんですね。
どうすれば、本当にやりたいことが見つかるのか?
自分の心が動いた過去の体験を思い出し、自分にとって大切な価値観を見つけだします。
自分の心が動いた体験は、次の切り口から探すと、価値観が見つかりやすいです。
①今の仕事や会社を始めたきっかけ
②ワクワクした出来事、夢中になった出来事
③達成感を感じた出来事、乗り越えた出来事
④悔しかった出来事、悲しかった出来事
⑤至福や安心感を感じた出来事
⑥理想とする人などとの出来事
これらの心が動いた場面を具体的に思い出します。
なぜ、場面を具体的に思い出すのか?
それは、例えば、一口に野球にワクワクしたと言っても、その人にとって大切な価値観は違うからです。
具体的には、
・思いっきりバットを振って、ボールの中心に当てられた時の感覚。全力のヒット感。
・試合で勝利した時、仲間と肩を抱き合って喜び合う。仲間との一体感。
・試合中、仲間と目くばせで意思疎通を図って、連携プレーが上手くいった時の喜び。連携、つながり。
・ちょっと無理かなと思ったけど、思いっきり走ったら、ボールが取れた時のチャレンジ感。
いずれも野球にワクワクしてますが、価値観はさまざまですね。
上記のように自分の心が動いた場面を、五感の感覚を使って再現すると、大切な価値観がふっと分かります。
五感の感覚を使って再現とは、その時、「何が見えていたか?」「何が聞こえていたか?」「何を感じていたか?」をイメージすることです。
見つかった大切な価値観が満たされている時、人は、好きなことをやれているとなります。
好きには理由がないって言いますが、好きはロジックじゃないんですよ。
だから、頭で考えても、好きを見つけるって難しいんです。
ところが、五感を使って、心で感じながら、思い出せば、すぐに見つかります。
五感思考マネジメントでは、絵を描いたり、身体を動かしながら、心が動いた場面を再現するので、すぐに大切な価値観が見つかります。
こうして、本当にやりたいことを見つけていきます。
次は、「社員が本当にやりたいことを見つけたら、会社を辞めてしまうのではないか?社内に社員が本当にやりたいことなんて、ないんじゃないか?」問題の解決ですね。
長くなってきましたので、続きは明日に、解決法をご紹介していきますね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
本日の問いかけ御社の社員さんたち、本当にやりたいことが仕事になってますか?本当にやりたいことを見つけるために、何をしてみましょうか?