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社員がグングン動く伝え方!2つのコツ

2021.10.17 by 大図美由紀

【day1356】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読み頂き
ありがとうございます。

急に寒くなりましたね。

風邪などひかぬよう、暖かくして、お互いに気をつけましょう。

さて、

社長
社員が言ってもやってくれない!分かってもらえない!!

というお困りごと、よく聞きます。

本日は、そう思ったらやってみてほしい、簡単にすぐできる伝え方2つのコツをお伝えします。

【コツその1】

まずは、否定形ではなく「肯定形で伝える」です。

×「受け身になるな」
○「積極的になれ」

×「言ってる意味が、分からない」
○「今後どうしたいのか教えてくれ」
○「どうしてそう思ったのか教えてくれ」

脳は、否定形を理解しません。

ですので、例えば、「受け身になるな」と言われれば言われるほど、「自分は受け身」という呪文が刷り込まれていくそうです。

また、「受け身になるな」と否定形で言われると、「じゃあ、どうしたら?」と萎縮して動けなくなってしまうことも、多いです。

そして、次は、【コツその2】

やって欲しいことを「具体的に伝える」です。

×「受け身になるな」
○「積極的になれ」
○「会議で、必ず、1回以上発言するように」

指示を出す方は具体的に伝えているつもりでも、指示を出される方にとってみたら、「抽象的でよく分からない」ということも多いです。

充分に具体的になっているか、次の「行動6つの条件」でチェックしてみてください。

① 具体的 (思い、態度、やる気、情熱などでなく)
『それって、具体的な行動?』
『いつ? どこで? 誰と? 何を?どのように?』

② 自律的 (自分でできる)
『それは自分でできる行動?』

③ 明確 (目に見える)
『その行動は、目に見えてはっきりしてる?』

④ 測定可能 (測れる)
『その行動は、回数や量を測れる?』

⑤ 妥当性がある (実現可能だと納得できる)
『その行動は、現実性がある?』

⑥ 即時的 (この1週間でできる)
『それは、今週中にできる行動?』

想定以上に具体的にすることが、大事です。

「具体的に」は自分にとってではなく、相手にとって「具体的」でなければなりません。

相手にとって「具体的」とは、自分が想定している相手にしてほしい行動と同じものを、相手の頭の中でイメージできている状態です。

例えば、「会議の準備してください」は、これは行動ではありません。

「会議の準備って何するの?」という感じです。

行動とは、例えば、

「会議の7週間前に30分時間をとって、議題をまとめ、参加者にメールをする。」

「毎日9時から15分、次回の会議で使用する資料を作成する。」

このくらい、行動レベルまで具体的になっていたなら、自分と相手にズレがでませんね。

「そこまでするのかー!」と思われるかもしれません。

しかし、社長さんは、多くの方がデキる方です。

直感力が優れ、視座も高く、経験や行動力もあります。

昔、巨人の長嶋茂雄さんの指導は、「ビュッと振って、パーンと当てる感覚」と言った感覚的な指示なため、凡人には分かりにくかったと聞いたことがあります。

社員さんにとっては、社長の指示は長嶋さんの指示と同じくらい「具体的にはどうしたら?」と思っているでしょう。

デキる人やすぐ感覚をつかめる人には、感覚的、抽象的な指示でもOKでしょう。

もしくは、相手が感覚をつかむまで、こちらも、疲れずに何度も伝えられたり、ひたすら待てる場合も、感覚的、抽象的な指示でもOKです。

社長と社員さんの持っている情報量(経験、知識、視点)は、それくらい違うんです。

本日お伝えしました「社員に動いてもらえる伝え方2つのコツ」は、

1.肯定形で伝える
2.具体的に伝える

です。

ぜひ、試してみてください。

社員さんの動きが必ず変わってきますよ。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

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