謝罪の極意@謝罪の王様
【day1355】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き
ありがとうございます。
昨日は、映画「謝罪の王様」を観ました。
先週はスケジュールが詰まっていたので、あんまり考えずにただ笑える時間を持ちたいなと。
宮藤官九郎脚本、阿部サダヲ主演のコメディで、笑えました。
とは言え、状況の違う6つの謝罪ストーリーが展開され、イロイロ考えさせられました。
結局、考えてしまいました。笑
と言うのは、謝罪って、難しいですよね。
最もやりたくないコミュニケーションの1つではないかと。
謝罪する状況とは、相手を傷つけたり、何か被害をもたらしてる状況です。
つまり、相手との信頼関係が崩れている状況です。
そして、心理的に抵抗を感じる最大の理由は、「謝罪をすると負け」といった気持ちなるからではないでしょうか。
映画の中にも、「土下座、それは、相手に謝意と全面降伏を表明し許しを請う」とありました。
上下関係の下になりたい人はいないですものね。
「この人、ホントに謝ってんの?」という謝罪会見、ちょいちょいありますよね。
謝罪をしながらも、自分を上下関係の上に置こうとして、謝ってないような謝罪になる。
かといって、自分を上下関係の下に置きすぎるのも、その後、相手と対等な関係が築きにくくなります。
謝罪においても大事なことは、タテの関係ではなく、ヨコの関係。
どうすればいいのか?
ケースバイケースの部分はありますが、どのケースに置いても共通して、謝罪前に、最初に考えたいことはこちらです。
① 現状の自分と相手の立場で、問題をどのようにとらえているか思考と感情を感じる。
② 謝罪後の理想の状態をイメージして、自分と相手の立場で、思考と感情を感じる。
これから相手とどういう関係を築きたいのか、相手にどんな気持ちになってほしいのかを相手の立場で具体的にイメージすることです。
そして、現状と理想の状態でシミュレーションができてから、この間をつなぐプロセスを考えていくことです。
これができれば、謝罪は相手への全面降伏ではなく、むしろ、今以上のよりよい関係を築いていけるチャンスになりえます。
結局は、どんな時でも、コミュニケーションは、相手とどんな関係を築きたいのか、具体的なイメージからです。
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