対極な相手だから上手くいく@グリーンブック
【day1340】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き
ありがとうございます。
昨日は、台風でスゴイ雨風でしたね。
そんな中、前から気になっていた映画「グリーンブック」を観ました。
良かったです!
まず、アメリカ社会における黒人差別について深く考えさせられました。
舞台は、1962年の黒人差別が色濃く残るアメリカ南部。
ちなみに、キング牧師が「I have a dream」のスピーチをしたのが、1963年です。
そんな背景に加えて、対極的な主人公2人が友情を育んでいくストーリーに心温まりました。
主人公は、黒人の天才ピアニストのドクターと、用心棒兼ドライバーとして雇われたイタリア系白人トニー。
ドクターがアメリカ南部への演奏ツアーに行くため、トニーを雇うところから、物語が始まります。
トニーは、腕っぷしが強く、ハッタリが得意。
ガサツで無学で、家族想いで、気のいいヤツ。
そして、黒人ぎらい。
黒人の人が使ったコップをゴミ箱に捨てちゃうくらいです。
一方、ドクターは、幼少期からピアノの才能を認められ、一流の教育を受け、ふるまいは洗練されています。
しかし、離婚もしていて、兄弟とは疎遠。
そんな育った環境も生き方も考え方も違う2人は、旅の始まりでは衝突ばかり。
しかし、さまざまなトラブルが起こる旅を共にする中で、お互いを尊重するようになっていくんですね。
それは、お互いの凸凹ぐあいをさらけ出し、助け合うからですね。
凸は強み。凹は弱み。
人は凸(強み)で信頼されて、凹(弱み)で愛される。
これができると、いいチームになれます。
すぐに暴力をふるうトニーは、耐えることや上品さをドクターから教わる。
ナイフとフォークの上品な食事をしてきたドクターは、フライドチキンを手に油をつけながら食べることをトニーから教わる。
ドクターは、黒人差別の薄い北部でツアーをすれば称賛と3倍のお金が入ります。
にもかかわらず、黒人差別が濃い南部でツアーをしたのは、「勇気が人の心を変える」と、自分の行動で差別をする人々の心を動かそうとしたから。
トニーは、そんなドクターをリスペクトし、黒人に対する偏見が減る。
そして、孤独なドクターは、家族想いで気のいいトニーから、自分から他者に歩み寄る方法を教わり、1人じゃなくなります。
凸(強み)で信頼され、凹(弱み)で愛される、それができるチームを増やしたい。
改めて、心に誓えた映画でした。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!