未来は警察はいらない?@竜とそばかすの姫
【day1293】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き
ありがとうございます。
週末、旦那さまと、映画「竜とそばかすの姫」を観てきました。
さほど期待せずに観にいったのですが、とても良かったです。
10年20年先、VRやネットなどのテクノロジーが進んだ時に起こる、コミュニケーションや自分とのつきあい方に関する困難や可能性が描かれていて、とても考えさせられました。
そして、共感する考え方や世界観があり、主人公の成長ストーリーにもハッピーな気持ちになりました。
※本日の記事は、少しネタバレありですので、ネタバレしたくない方は、映画を観た後に読んでくださいませm(__)m
主人公は、高知の自然豊かな田舎に住む女子高生。
幼いころは、母親と歌うことが大好きな明るい女の子でしたが、母親の事故死をきっかけに、歌を歌えなくなってしまいます。
その後は、自分に自信がもてない、引っ込み思案な子に。
そんなヒロインが、50億人以上が参加する仮想空間を始めたことをきっかけに、変わっていくんです。
仮想空間は、5人の賢者によってつくられたとのことでしたが、その仕組みに共感でした。
仮想空間への参加は、アバター(分身のキャラ)で行います。
アバターは、本人を生体スキャンし、隠された才能が引き出されたキャラになります。
ですので、ヒロインは、仮想空間のアバターでは、歌が歌えるようになり、世界で一番人気の歌姫になります。
本人の魅力や才能が引き出されることをヨシとするのが、いいですよね!
つぎに、仮想空間には、警察が設置されてないんです。
「必要なものは既にそろっている」からということなのですが、誰か特定の人や団体に権力や武力を持たせて制圧することで世界を管理するのではなく、みんなが等しくヨコの関係の世界を目指しているからだと思うんです。
乱暴ものの竜が現れるのですが、彼は武力で成敗されたのではなく、ヒロインが竜の悲しみに本音で寄り添うことで、救われたんですね。
「権力や武力をふりかざして悪いものをやっつけて管理する世界ではなく、
自分らしさを発揮することで貢献しあう、本音で寄り添いあうことで、幸せになる世界」
という世界観とそれを実現する仕組みに共感でした。
細田守監督は、映画を通じて、これらを描き、実現しようとしているんですね。
私は、五感思考マネジメントで、理想に向かってみんなでワクワク進む組織が増えるお手伝いをすることで、そんな世界を実現していきたいです。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!