ビジョンはなくても成功できる!
【day1290】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
本日からお盆ですね。
あなたはどのように過ごされますか?
ステイホームでしょうか?
帰省?
お出かけ?
通常どおりお仕事?
私は、昨年に引き続き、帰省を見送り、いつもどおりお仕事中です。
さて、本日のブログは、
という方に、特に、読んでいただきたいです。
というお悩み、よく聞きます。
はい、そうでしょう。
よく分かります!
ビジョンが描けないからと言って、決して、ダメな経営者ではありません。
考えが浅いわけでもありません。
想いが足りないわけでもありません。
実は、人には、ビジョン(どうなったらいいか?)にモチベーションが湧くビジョン型と、価値観(何を大事にしたいか?)にモチベーションが湧く価値観型があるんです。
価値観型の人は、ビジョンを描いても、ピンとこない。
ワクワクしないんですね。
10年以上、コーチとしてたくさんの方とお話をしてきた中で、日本人の8割は価値観型です。
欧米の方は、幼い頃からビジョンを問われ続けるから、自然とビジョン思考になっていきます。
しかし、日本人は、あまりビジョンを聞かれないですものね。
むしろ、「不言実行」が美徳とされ、ビッグマウスは嫌われる傾向にありました。
目の前のことを1つ1つ積み重ねていくことに重きを置く人が、尊敬されがちです。
つまり、価値観思考を生みがちな土壌がある。
特に、職人さんが多い職場などに、その傾向が見られます。
ビジョン型と価値観型は、どんな人なんでしょうか?
事例でご紹介しますね。
東京オリンピックで、スケートボード金メダルを獲得した堀米雄斗選手は、ビジョン型ですね。
小学校の卒業文集に下記のように書いています。
「ぼくの夢は、世界で一番うまいスケーターになることです。だからもっと練習するためにスケボーの本場のアメリカに行きたいです。アメリカに行っていろいろなプロスケーターとすべったり教えてもらったりしたいです」
「アメリカでは、日本でプロスケーターになってもアメリカ人のプロスケーターに認められないとプロスケーターじゃないのでアメリカ人に認められるように毎日、毎日、練習してプロスケーターになりたいです。プロスケーターになったらスケボーが出来ない人にうまくなるように教えてあげたいです」
見事、実現していて、スゴイですね!!
ビジョン型は、大きなビジョンを描き、ビジョンに向かって走るのが、得意です。
ビジョンに近づいている感に、ワクワクするんですね。
一方、スケボー女子の金メダリスト西矢椛選手は、価値観型ですね。
インタビューで、
「皆が『お~』ってなるのが楽しいから、笑顔でやっています」
「新しい技に乗ったり、スケボーの友達と一緒に滑る時が楽しいです」
と発言しています。
モットーは「笑顔で楽しく滑りたい」とのことですが、”笑顔”や”楽しい”が価値観ですね。
実際、笑顔で楽しみながら、日本歴代最年少金メダルですから、スゴイですよね!
価値観型は、自分にとって大事な価値観を満たされた時、ワクワクします。
価値観が満たされている出来事を積み重ねていくことで、ワクワクしながら進めます。
ビジョン型と価値観型に、優劣はありません。
どちらでも、自分らしく幸せに成功していくことができます。
自分らしく幸せに成功するために大事なことは、ビジョンでも価値観でも、自分がワクワクするものを明確にすることです。
自分にとって大事な軸、つまり、ビジョンや価値観が分かっていれば、ブレずに進んでいくことができます。
ビジョンか価値観のどちらかが明確であれば、OKです。
価値観型の人が、「ビジョンが見つからない」と悩む必要はありません。
逆に、ビジョン型の人が、ムリに価値観を見つけようとする必要もありません。
ビジョン型の人が、経営理念をつくると、ビジョンメインになります。
価値観型の人が、経営理念をつくると、価値観メインになります。
モチロン、どちらでもOKです。
また、ビジョン型と価値観型は、目標設定の方法が違います。
それぞれに合ったやり方があります。
社員さんが目標設定をする時も、ビジョン型と価値観型、それぞれのやり方で目標をつくると、ワクワクできる目標になります。
長くなってきましたので、それぞれの目標設定の方法は、またの機会に。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!
追伸:ちなみに、私は、価値観型です^ ^