社員へのイライラ地獄から脱出する方法
【day1268】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
連日の猛暑がスゴイですね。
日傘なしで日差しを歩くと、頭がじりじりと焼けるようです。
お互い熱中症には気をつけましょうね。
さて、「暑いと怒りっぽくなる」と言いますが、いかがでしょうか?
最近の暑さは、怒る気力もなくなりそうですけどね。
本日は、「人はなぜ怒るのか?」について考えてみたいと思います。
人は、なぜ、怒るのでしょうか?
どんな時に怒るか考えてみると、分かるでしょうか?
例えば、
「○○さんが、全然分かってくれない」
「△△さんは、何度言っても、仕事を覚えてくれない」
「□□さんは、さっぱりやる気が感じられない」
などなど。
あなたは、どんな時に怒ってますか?
私は、コーチングと出会う前は、しょっちゅう怒ってばかりいました。
経理の仕事をしていた時は、ある営業マンが、いーーーーっつも経費精算の書類を、締め切り過ぎてから持ってくる。
「何度も注意しているのに、なぜ締切を守れないのか?」とイライラ。
部下が、何度教えても、同じところで仕事を間違える。
「なんで?」とイライラ。
さらに、教えようと思って、「どうして間違っちゃうの?何が分からないの?」と聞くと、黙ってしまう。
「なんとか言いなさいよ!」と怒り爆発。
よく「大図さん、コワイ」って言われてました。苦笑
さて、「なぜ、怒るのか?」の解答ですが、「期待しているから」なんですね。
「この人に理解してほしい。」
「この人なら、出来るはず。」
と期待しているから、それがかなわなかった時、失望が怒りの感情としてでてくるんですね。
本当に諦めていたら、相手に絶望していたら、怒りの感情も湧いてきません。
だから、「怒りの感情がある」こと自体は、決して悪いことではありません。
ただ、その怒りの感情を相手にそのままぶつけてしまうと、いい結果(望む結果)にならないことが多いですよね。
私の前述の場合(営業マンも、部下も)、何度怒っても、相手の行動は変わりませんでした。
さらには、「大図さん、コワイ」と言われて、私が悪者みたいでした。
そんな状況に、私も、さらにイライラして、ドンドン気分が悪くなる、と負のループでした。
そんな状態から、コーチングを学ぶことで、怒りの感情をコントロールできるようになり、相手に行動してもらえるようになりました。
どうやって怒りの感情をコントロールしたのか?
まずは、深呼吸。
深呼吸をするだけで、少し感情が落ち着いてきます。
その後、「何を期待しているのか」を相手に伝えます。
私は、最初、深呼吸をする間、相手を待たせることにとても抵抗がありました。
すぐに反応しないと、それだけで負けた気がしていました。
攻め入る隙を相手に与えてしまう気がしていたんですね。
どんだけ攻撃的なんですかという感じですが。笑
でも、実際に、深呼吸をしてみたら、相手は攻撃をしてきませんでした。
むしろ、自分が落ち着いた気持ちで、要望を伝えられるようになりました。
相手が素直に謝ってくれたり、次回からの行動が変わるようになりました。
感情に振り回されず、むしろ、感情からメッセージを受け取り、望む未来をつくっていきたいですね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!