社員がドンドン受け身になっていく理由
【day1267】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
という経営者のお悩み、よく聞きます。
実は、言い方を変えるだけで、お悩みが解決することがあります。
それは、「○○するな」という否定形で伝えていませんか?
脳は否定形を理解しません。
例えば、社員さんに「受け身になるな」と言ったとします。
すると、社員さんは「受け身になるな」と言われれば言われるほど、「自分は受け身」が刷り込まれていくんですね。
また、「○○するな」という言い方は、基本、相手をネガティブな気持ちにさせがちです。
本当にここぞという時、緊急時には、使っていいんですけど、普段使いをしてしまうと、相手の気持ちを下げてしまいます。
職場でよく使われる「○○するな」は、例えば、
「ミスをするな」
「ボケっとするな」
「あきらめるな」
などでしょうか。
いかがでしょう?
よく使ってます?
言ってみて、有効ですか?
有効というのは、伝えたことによって、社員さんが行動を変えていますか?
「○○するな」は、日常使いすると、してほしい行動をしてもらいにくい上に、社員さんの気持ちを下げてしまいます。
では、どのように、社員さんに伝えるといいか?
「○○してほしい」という言い方に変換するんです。
すると、同じことでも、ポジティブな印象を相手に与えやすくなります。
例えば、「外出するな」だったら、「うちで過ごしてください」ですね。
昨年、星野源さんの「うちで過ごそう」をたくさんの人がシェアしたのも、「○○するな」ではなく「○○してほしい」という言い方が、多くの人にポジティブな印象を与えたからでしょう。
さて、では、「ミスをするな」は、どう「してほしい」変換しましょうか?
例えば、
伝票入力の場合、「丁寧にチェックをしてほしい」
工場だったら、「マニュアルどおりに操作してほしい」
レストランのフロアスタッフだったら、「お客様の注文を復唱してからオーダー入力するように」
などなど、いろんな言い方ができますね。
伝え方をちょっと工夫するだけでも、相手が気持ちよく動いてくれるようになってくれますよ!
ぜひ、試してみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!