コーチングは役に立たない!?
【day1165】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
先日、クライアントさんから、こんなご相談を受けました。
とのこと。
こちらの経営者は、この春から、コーチングのトレーニングに励んでいます。
「自分の関わりで、社員さんの自主性を引き出せるようになりたい」とおっしゃって、頑張っていらっしゃいます。
ステキですよね!
さて、今回の相談内容を具体的に聞いていきました。
と聞いてみました。
とのこと。
どういうことか?
コーチングの基本のステップは、3ステップ。
①現状を聞く
②理想を描く
③行動を決める
です。
この3ステップで問いかけることで、困っていることについて、自分で考え、解決できるようになります。
そして、クライアントさんのコーチングの状況をイロイロと伺っていったら、次のことが分かりました。
クライアントさんは、社員さんに現状を聞くときに、「状況はどうなっているのか?」とクライアントさんが知りたいことを聞いていたんですね。
これでは、社員さんは、考えません。
部下が上司へ報告する時は、上司が判断するために上司が必要な情報を、部下から聞けば、上手くいきます。
この時、考え、判断するのは、上司だからです。
部下は、考えません。
一方、コーチングで部下に考えてもらいたい時は、部下が判断できるよう、部下が必要な情報を、問いかけによって引き出す必要があるんですね。
考え、判断するのは、上司ではなく、部下だからです。
こんなことを、クライアントさんにご説明したところ、
とおっしゃってくださいました。
次回お会いする時、その後のチャレンジや変化をお伺いするのが、とても楽しみです。
いかがでしたでしょうか?
自ら考え、行動する、そんな社員さんを増やしていきたいですね!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!