噂に振り回されず全体目線を合わせていくには?
【day1162】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
昨日、菅首相は、新型コロナについて、「現時点で第4波といった全国的な大きなうねりとまではなっていない」
その上で「強い警戒感を持って対応する必要がある」と発言。
全国各地で感染者数が増えているニュースを見ます。
一方で、インフルエンザは、調査を開始した1999年以降初の流行なしだそう。
引用元)https://weathernews.jp/s/topics/202103/310155/
今は、ネットからいろんな情報を得ることができます。
情報が溢れているからこそ、たくさんの情報に振り回されず、冷静客観に受け止めて、対応していくことが、大事になってきますね。
これは社内の情報も同じです。
フォーマルな場でも、インフォーマルな場でも、さまざまな情報が飛び交っています。
社内で得られた情報を、受け取った社員はそれぞれに解釈しています。
事実と意見の切り分けが、重要です。
例えば、部長が、
と言っていたとします。
「部下が、全然仕事をしない上に、陰で不満ばかり言っている」
これは、この時点では、事実かもしれませんし、事実じゃないかもしれません。
それは、決して、部長がウソを言っているということではありません。
悪い人だということでもありません。
この時点で分かるのは、部長は「部下が、全然仕事をしない上に、陰で不満ばかり言っている」と思っているんだなということ。
また、部長が「部下が、全然仕事をしない上に、陰で不満ばかり言っている」と思うような何かがあるのだなということです。
人は、1人1人、違う立場で、違う背景があり、違うモノの見方をしています。
こんなイメージですね。
ちなみに、これを横からみたら、「ひらがなの”の”」という人もいます。
本当に何が起こっているのか、事実を把握するには、現場検証が大事です。
現場検証をしないまま、対策を立ててしまうと、トンチンカンなことになりかねません。
私も、クライアントさま先で、上司と部下にお話を伺ったり、違う部署の方にお話を伺いますと、それぞれで話が違っていることは、しょっちゅうあります。
そんな時は、各当事者の話を丁寧に伺い、それぞれの見方と事実を押さえていくことで、初めて全体の目線を合わせていくことができます。
現場検証も目線合わせも、丁寧で具体的な対話なしでは、成立しません。
全社一丸となって取り組む組織になるために、丁寧で具体的な対話は、とってもパワフルなツールになってくれます。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!