社員が自然とやる気になり成果が上がる
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紅葉のように人も色づく。結果だけでなく“変化の途中”も見てますか?

2025.11.08 by 大図美由紀

【五感思考day2685】

こんにちは!

人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

朝晩、冷え込むようになりましたね。

インフルエンザやコロナも流行しているようです。

どうぞ体調に気をつけてお過ごしください。

秋が深まってきて、我が家の近所でも、紅葉が始まりました。

いつもの散歩道を歩いていると、少しずつ色づく葉っぱを見ては、「変化の途中も美しいな」と感じます。

葉が一瞬で赤くなるわけではありません。

緑から黄、橙、そして赤へ——そのプロセス全体が“季節の成熟”です。

実は、人の成長も同じです。

成果という“紅葉のピーク”だけでなく、その途中の色づき=行動の変化を見てあげることが、組織を育てるうえで欠かせません。

経営者からよく「社員をホメるのが難しい」と伺います。

「まだ結果が出ていないから」「基準を満たしていないから」——。

でも実は、承認には3つの種類があります。

1.結果承認

行動の結果や成果に対して価値を認めること。

例:「今月の契約金額、良かったね!」

2.プロセス承認

行動そのものや努力のプロセスを認めること。

例:「今月は見込み客への訪問が増えてたね!」

「お客様へのお礼状、素敵だったよ。」

3.存在承認

何かをしていなくても、存在自体の価値を認めること。

例:「○○さんがいてくれるだけで、職場が明るくなるね。」

つまり、目指す成果までまだたどり着いていなくても、承認できることは、たくさんあります。

そして、これら承認が組織の中で増えてくると、“人が動く仕組み”が自然に生まれます。

承認とは、単なる“ほめ言葉”ではなく、「我が社は何を大切にしているか」を、日常の中で伝える“行動的理念”です。

「結果だけを承認する組織」は、短距離走型の成果主義に陥ります。

一方、「プロセスや存在まで承認する組織」は、長期的な信頼関係と挑戦文化を育てます。

先日の研修でも、社員さん同士で前回からの変化を共有し、お互いに承認メッセージを送り合いました。

「気づいてもらえた」「見てくれていた」--その実感が、次の挑戦への原動力になります。

紅葉が少しずつ色づくように、社員も少しずつ成長していきます。

その変化を見つけ、言葉にして伝えること。

それが、“人が生きる経営”の第一歩です。

どうぞ、温かな週末をお過ごしください♪♪

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ社員の“色づき始め”を見つけたとき、どんな言葉をかけていますか?

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