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経営の質を高める!最強の意思決定ルールとは?

2025.09.29 by 大図美由紀

【五感思考day2647】

こんにちは!

人が自立的に動き、グングン成果が出る仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

昨日のブログでは、会議で何かを決める場合の決め方の1つ「多数決」について、お伝えしました。

昨日のブログは、こちら。

総裁選から考える、会社の意思決定のあり方

他には、どのような決め方があるのでしょうか?

2つめは、「全会一致」です。

全員の同意を得て、決める方法です。

全会一致のメリットは、メンバーの納得度が高くなること。

一方、デメリットは、議論に要する時間が、長くなること。

場合によっては、全会一致を目指すと、エンドレスになってしまうケースもあるでしょう。

ビジネスはスピードも大事ですから、1つの議題に延々と時間をかけるわけているわけにもいきません。

時間がかかるあまり、誰かが忖度したり、妥協してしまうことも発生します。

さて、3つめは、「リーダー決定」

議論にかかる時間が短くなるメリットがあります。

懸念点は、リーダーの力量によるところです。

力量というのは、議題に関しての経験や知識だけでなく、メンバーとの信頼関係やファシリテーション能力を指します。

つまり、リーダーの議論の進め方、結論の導き出し方やその伝え方がよければ、メンバーの納得度は高いです。

一方、リーダーの議論の進め方、結論の導き出し方やその伝え方がワンマンだったり、頼りなかったりといった印象をメンバーに与えてしまうと、メンバーの納得度は低くなってしまいます。

リーダーがワンマンな場合、「結局、最後は、リーダーが決めるんでしょ」となり、メンバーが議論をすることを逃げるようになることもあります。

他の決め方としては、じゃんけんやあみだくじなどがありますが、ビジネスにおいては使用不可ですね。笑

ここまで、4種類の決め方をみてきました。

1.多数決

2.全会一致

3.リーダー決定

4.じゃんけんやあみだくじ

ですね。

さて、どれがいいでしょうか?

普段、あなたはどの決め方をしているでしょうか?

それでは、私のオススメの決め方です。

それは、「全会一致」と「リーダー決定」のミックスです。

具体的には、

・会議時間や期限を決めて、その時間内や期限までは、全会一致を目指します。

・しかし、終了時間や期限が来ても全会一致できなかった場合は、リーダーが決めます。

そして、運用に関して、一番大事なことは、この決め方のルールを、議論がスタートする前に、メンバーに伝えて合意を得ておくことです。

決め方についてのルールを前もって伝えておくことで、「結局、最後は、リーダーが決めるんでしょ」とならずにすみます。

メンバーは、安心して意欲的に議論に参加でき、かつ、決定事項にも納得度が高くなります。

いかがでしたでしょうか?

昨日と本日で、4種類の決め方をご紹介。

1.多数決

2.全会一致

3.リーダー決定

4.じゃんけんやあみだくじ

そして、最もオススメな決め方は、「全会一致を目指すが期限内に決まらない場合は、リーダー決定」です。

最も議論が活発化し、メンバーの考える力を伸ばすこともできる。

さらに、ビジネスとしてのスピードも重視した決め方です。

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