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経営者としての苦しみは解放できない!?@サイゼリヤ創業者・正垣会長

2025.05.08 by 大図美由紀

【五感思考day2648】

こんにちは!

人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

先日、サイゼリヤ創業者の正垣康彦会長のお話をお伺いしてきました。

その名も「正垣塾」!

年末に引き続き、2回目です。

事前に正垣さんへの参加される経営者から質問が出され、それらに応える形でお話くださいました。

開口一番は、「大成功するとダメになる。なくなっちゃう。」

そして、いくつもの消えていった外食産業の企業の名前が。

その中で、サイゼリヤが残っている理由。

それは、40歳以上の社員が2000人以上いるからだとのこと。

日本のフードサービス業界では人が育っていない。

ところが、サイゼリヤは人が辞めない。

その理由は、、、

ビジネスには目的が2つある。

1つめは、金儲け。

2つめは、社会貢献。

ビジネスの目的が社会貢献にならないと、社員は雇っても雇っても辞めていく。

しかし、人間は放っておいたら、社会貢献よりも金儲けの方に、心が迷ってしまう。

そこで、経営理念をつくる。

でも、経営理念なんて、どこにでもある。

しかし、経営理念があっても、みんな理念のとおりにできない。

だから、経営理念を守らなくちゃならない仕組みをつくるのだ。

理由がはっきりしていれば、経営理念に戻ってこれるから。

正垣さん曰く、正垣さんのもとに寄せられたたくさんの質問はすべて、経営者としての苦しみから解脱したいに集約される、とのこと。

質問に対する回答としては、「いくら質問をしても、それらは我欲から発生しているから、その苦しみから逃れられない」とのことでした。

おおおー、本質的な答え!!!

あー、確かに、悩む時って自分のことばかり考えている時だなと、身につまされました。

とは言え、我欲を捨て社会貢献だけに、最初からたどり着くって、なかなか難しいですよね?

そもそも我欲な方は、我欲と思ってないと思いますし。苦笑

昔、鬼マネージャーたった頃の私も、「みんなのため、会社のために、これが一番いいんだ!なんで、部下はついてきてくれないのか?なんでやる気がないのか?」と怒ってました。

当時は、我欲だと思ってませんでしたが、今考えれば、まさに我欲です。

今でも自分に我欲がないとは言いませんが、我欲が真の想いに昇華されて社会貢献になっています。

自分のやりたいことが、社会貢献になっている。

周りを説得して従わせるのではなく、お互いに尊重して共有しながら進めていく。

自己犠牲的な社会貢献ではなく、真の想いからの社会貢献です。

これは、マネジメントやコミュニケーションの師匠たちから学んだことを実践して、できるようになりました。

だから、迷わないというか、悩み続けなくなりました。

このメソッドを体系化したのが五感思考マネジメントですから、クライアントさんたちからもよく「楽になった」「悩まなくなった」と言っていただきます。

もちろん、辛いことや苦しいことが一瞬もないということではありませんが、常に、腑に落ちる決断ができるようになったということですね。

ですので、五感思考マネジメントの経営理念のつくり方は、我欲から真の想いを引き出すと社会貢献になるようにつくることが多いです。

まずは、自分がやりたいことや大切な想いを、引き出して、明確にする。

その結果、世の中がどうなっているのかイメージする。

そして、ここがキモですが、自分目線からではなく、相手目線やフカン目線で見れば、誰かの役に立っているんですよね。

五感思考マネジメントでは、これを頭で考えるのではなく、心と体で感じます。

すると、するっと腑に落ちて、自然と社会貢献になります。

言葉だけだとなかなかお伝えするのが、難しいですね。

これらをワークしながら進めていける「五感思考マネジメント実践講座」8期を今年の夏に、開催予定です。

ご興味のある方は、お問い合わせくださいませ。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけあなたの経営の目的は?

※正垣さんは写真NGのため、正垣塾の重鎮のお2人から五感思考マネジメント実践ジャーとイロイロ教えていただいた懇親会の写真。

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