社員が自然とやる気になり成果が上がる
仕組みをつくりたい経営者様へ | 大図美由紀

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出来てないのに出来てると思っている社員を伸ばす指導方法とは?

2025.04.13 by 大図美由紀

【五感思考day2625】

こんにちは!

人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

新年度も3週間目に突入。

新入社員の指導はいかがでしょうか?

いい感じで進んでますか?

順調に覚えてもらっていることもあれば、まだまだなこともあるでしょうか。

他人の成長を促すことは自分が成長するより難しいなと感じる方も多いです。

少なくとも、昔の私は、部下に覚えてできるようになってもらうより、自分がやっちゃった方が早いと思っていました。

本日は、そんな部下指導に悩む管理職の方のお話です。

先日、クライアントさまのS課長から、部下のNGポイントの伝え方について、相談を受けました。

Sさん
部下の1人が「私はお客様に対して丁寧な対応ができている」って言うんです。でも、自分からしたら全然できてないんですよ。

Sさん
どう伝えたらいいでしょうか?ただ「できてない」とダメ出ししても、上手くいかない気がしますし。

こんな感じでしょうか。

大図
なるほど。部下の方は具体的には何ができてると思っていらっしゃるんでしょう?また、Sさんは「部下の何はOKで、何がまだまだ」と思ってらっしゃるんでしょうか?

Sさん
おぉ!!!

大図
“丁寧な対応”は抽象的な言葉です。ですので、もっと具体的にして、OKなところとまだまだなところを、お互いに共有できるといいですね。

大図
丁寧な対応、例えば、「笑顔で挨拶が出来ている」「お客様がどうしてその商品が欲しいか、聞けている」などなど。行動レベルに落としていくんです。

大図
部下ができてるって思っていて、SさんもOKと思っているところは、「いいね!そうそう!その調子!」と伝えれば、いいですね。まだなところは、「○○もやってね」と伝えたり、「○○はどう?」と考えてもらえるといいですね。

Sさん
ありがとうございます!!部下を承認しなくちゃという気持ちと、「まだできてないよ!」と怒りたくなる気持ちの間で「どうしたら?」と思ってしまっていましたが、具体的にするのは、いいですね!いけそうです!!やってみます!!

視座が高くできる方ほど、うっかり抽象的な言葉を使っていることは多いです。

例えば、「ちゃんとやれ!」とか。

あなたが言う「ちゃんと」とはどういうことか、社員さんは分かっていないことも多いです。

社員さんにとっての「ちゃんと」は、社員さんが分かる範囲での「ちゃんと」しかイメージできないからですね。

自分にとっては当たり前で既にできていることを、かみ砕いて具体的にすることは、少し手間を感じるかもしれません。

さらには、社員さんに具体的に伝えたり確認したりすることは、「そのくらい分かってくれよ」と面倒くささを感じるかもしれません。

しかし、そのひと手間をかけるだけで、お互いの認識のズレがなくなります。

コミュニケーションのストレスが減って、お互いに気持ちよく働けるし、生産性も上がりますからね。

ぜひ、チャレンジしてみて下さいね。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日のチャレンジ課題より具体的に行動レベルの言葉で社員さんに伝えてみましょう

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