変革の辛い時期を乗り越えて成果を出す3つのポイント
【五感思考day2603】
こんにちは!
人が自立的に動きグングン成果がでる仕組みをつくる
組織づくりコンサルタントの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日からグッと暖かくなりました。
この週末で一気に桜が開花しそうですね!
花が咲くと、急に咲いたように見えますが、寒い冬の間もしっかり咲く準備をしてきたからなんですよね。
花にとっては「咲いてない」か「咲いた」の2択ではなく、少しずつ少しずつ準備をして、閾値を超えたところで、開花する。
これは、組織づくりも同じです。
当社のクライアントさんたちも組織改革に取り組んでいますが、いろいろな見直しを行います。
新しいことを始めたり、もういらないものを止めたり。
そのための話し合いを行い、計画を立てて、実践。
そして、やってみて、どうだったかを振り返る。
モチロン、シミュレーションをしていいと思われるものを実践していく訳ですが、何がその会社に合うかはやってみないと分からない部分もあります。
正解不正解のない世界ですから。
すぐに変化が感じられるものもありますが、なかなか目に見えた成果が感じられないものもあります。
すると、「これでいいのか?」と不安になったり、続けていくのが辛く感じる時もあると思います。
そんな時、心にとめておいていただきたいのが、「成果は遅れてやってくる」です。
行動と成果の関係を図で表したものが、下図です。
人は、通常、行動量に比例して、結果がついてくると期待します。
図の「自分の期待値」直線です。
ところが、実際は、図の「実際の値」2次曲線のように、結果は後からついてきます。
この「実際の値」の曲線を成長曲線と言います。
「実際の値」が「自分の期待値」を抜けてくる「ティッピングポイント」までは、理想と現実のギャップに辛さを感じがちです。
「こんなにやってるのに、なんで、結果が出ないんだ!」と。
一番くじけそうになるのが、この時期です。
どうしたらいいかと言いますと、
1.まずは、「成果は遅れてやってくる」というのを知っているだけでも、楽になります。
2.次に、この時期は特に「成果よりも行動にフォーカスする」と”やれた感”を持つことができ、気持ちが楽になります。
3.そして、小さな変化や良かったことを見逃さず、しっかりキャッチする。
気持ちが下がると、つまらないことで、むしゃくしゃしたりモヤモヤしたりしがちです。
「成果は遅れてやってくる」を共有し、励まし合って、辛い時期を乗り越え、成果を喜びあいたいですね。
団結力が強くなり、チームとしての底力が溜まっていくのも、この時期ですから。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!