社員の自主性を増やす上に自分の気持ちも楽になるホメ方とは?
【day2067】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
先日、コロナ禍以降お会いしていなくてお久しぶりの経営者仲間から、突然、メールが届きました。
しかも、お礼メール!!
ホントに嬉しい限りです!
こうして、本ブログがお役に立っていることをフィードバックいただけると、私もとても励みになります。
さて、この経営者の方が伝えてくださったホメ方は、「私メッセージ」と言います。
相手をやる気にさせ、かつ、万人に受け入れられる、ホメ方です!!
ホメ方には、「あなたメッセージ」と「私メッセージ」の2種類があります。
あなたメッセージは、「あなたは○○です」と相手を評価判断した結果を伝えるものです。
例えば、
「(あなたは)素晴らしい!」
「(あなたは)頑張ってるな!」
「(あなたは)優秀だね!」
など
です。
あなたメッセージは、相手が受け取りにくい場合もあるんですね。
例えば、若手社員が社長に「頑張ってるな!」「優秀じゃないか!」と言ってきたら、
「ん?お前何様?」と思いませんか?笑
あなたメッセージは、伝える相手や状況によっては、ちょっと上から目線の意見を言われているように感じてしまうのです。
一方、私メッセージは、自分に起こったいい影響を伝えます。
例えば、
「(あなたのおかげで、私は)元気になりました!」
「(あなたのおかげで、私は)教えていただいた○○を、やってみようと思います!勉強になりました!」
など
です。
私メッセージは、年齢・立場・性別・モロモロにかかわらず、相手に受け取ってもらうことができます。
ですので、古参の社員さんへの接し方で四苦八苦している方にも、オススメです。
さらには、相手の「役に立てた感」を育てるため、依存を生みにくく、自主性を育てる効果があります。
しばしば、「ホメたら、満足して成長が止まってしまうんじゃないか」と危惧していらっしゃる経営者に出会います。
そのような経営者は、あなたメッセージでホメていることが多いのかもしれません。
社員さんに私メッセージでホメれば、ホメただけ成長していきますので。
経営者であるあなたにこそ、私メッセージを使っていただきたい理由。
それは、あなたの「社員さんを引っ張っていかねばならない」という重荷を背負うような感覚から、解放されるからです。
先日、クライアントさんが、こんな風におっしゃてくださいました。
『大図さんに教わった私メッセージを意識して社員に使ってみたんです。
「○○してくれて、助かった」などですね。
すると、社員たちが嬉しそうにするんですよ。
しかも、ドンドン行動してくれるんです。
あと、自分の気持ちがなんだか楽になったんですね。
今まで頑張って社員をやる気にさせて動いてもらわなくちゃと思っていたんですが、仲間と一緒にやっている感じと言いますか、自然に動いてもらっている感じなんです。』
これは、私メッセージを使うことで、社員さんとの関係がタテの関係からヨコの関係になったんですね。
少々長くなってきましたので、タテの関係とヨコの関係については、またの機会に。
この楽になった感覚は実践してみて初めて分かることですので、ぜひ、私メッセージを試していただけたら、嬉しいです。
ちなみに、↑これも、私メッセージです!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!