社員の不仲にどう対応してますか?
【day2045】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
クライアントさまから、
と相談されることがあります。
当事者の社員さんたちに話をそれぞれ伺うと、
など、各々の言い分をきっかけに、相手のグチや悪口が始まりがち。
モチロン、仲良くなれたら、それにこしたことはないですし、そこを目指すのもOKです。
一方で、「仲良くしようとしなくていいから、仕事上必要なことはしっかりやろうね。」というスタンスもアリです。
人はコントロールされるのは嫌いなので、「仲良くしろ」と言えば言うほど、「ムリ」「アイツが悪い」という感情もでてきます。
そして、仕事上必要かどうかという論点を外れて、相手の粗探しが始まってしまいます。
強みと弱みは表裏一体。
例えば、普段、調整能力に優れている人は「八方美人」と言われてしまう。
ミスや不具合を見つけることが得意な人は「文句ばっかり言う」と言われてしまう。
いわゆる、粗がない人はいませんからね。
粗探しループの中にいる限りは、関係改善もありませんし、会社としての生産性は下がりっぱなしです。
では、どうすればいいでしょうか?
「仲良くなる」は一旦脇に置いて、一緒に達成する目標を明確にするといいです。
2者の関係性にフォーカスを向けるのではなく、仕事で達成すべき目標にフォーカスを向けるんです。
すると、達成すべき目標に対して必要な距離感が分かってきます。
仕事仲間だからと言って、常にべったり仲良しではなくてもいいですよね。
目標は、遠い未来のこと過ぎたり、大きすぎてもよくないです。
モチロン、曖昧だと上手くいきませんので、具体的に。
2者が一緒になって取り組める、ちょうどいい目先の具体的な目標を作れたら、そこに向かって取り組んでもらう。
取り組み始めたら、少しずつお互いのいいところや共通点にフォーカスしていけるといいですね。
同じ目標に向かって全力で取り組んだら、心の距離は縮まりやすいです。
このやり方で、仕事上の目標も達成し、2者の関係性も改善するということを、何度も起こしています。
ぜひ、試してみてください。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!