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厳しい経営環境でも前向きに進める人材を育てるトレーニング

2023.08.22 by 大図美由紀

【day2032】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

一昨日は、人を生かす経営を学び合う同友会の勉強会に参加。

飲食店を経営する仲間が、ここ数年の経営体験を共有してくださいました。

コロナ禍で売上が激減、信頼していたNO2の退職など、さまざまな困難を乗り越えて、今なお、奮闘しているお話でした。

「大変なことがいろいろとあったけれども、だからこそ、経営課題に気づくことができた。

社員と今まで以上に真剣に対話するようになった。

社員1人1人が輝く会社にしていきたい。」と結ばれていました。

経営をしていると、いいことも悪いことも、いろんなことが起こります。

しかし、いいか悪いかを決めるのは、できごとそのものよりも、その結果、どうなったか?ですよね。

その後、いい結果に繋げることができさえすれば、いいことになります。

つまり、どんなことだって、いいきっかけにすることが可能な訳です。

どんなにピンチでも、いいチャンスにするアイディアを生み出すことができる思考トレーニングがありますので、ご紹介させていただきますね。

「チャンスゲーム」と言います。

2人1組で行います。

1人が社長役、1人が幹部役です。

そして、幹部役は社長に「社長、大変です!○○なトラブルが起こりました!」と報告にいきます。

社長は「それはちょうどいい!」と言って、その後に理由を話します。

例えば、こんな感じです。

幹部
社長、大変です!工場が燃えてしまいました!
社長
それはちょうどいい!あの工場はもう建て替えなきゃと思ってたんだ!壊す手間が省けた!
幹部
さすが社長!

他には、

幹部
社長、大変です!社員が全員辞めてしまいました!
社長
それはちょうどいい!顧客が倒産して仕事がストップしたので、どうやって仕事を取ったらいいかと思っていたんだ!
幹部
さすが社長!

などなど。

いかがでしょう?

これだけです。

やってみると、慣れないうちはなかなかハードに感じます。

脳内で、悪いニュースをいいニュースに瞬間的に転換させることが、難しいんですね。

どうすれば、悪いニュースをいいニュースに転換して、いいアイディアを出すことができるのか?

それは、いい理由(アイディア)が浮かんでなくても、必ずいいアイディアがあると決め、「それはちょうどいい!」と言ってしまうことなんです。

すると、いいアイディアが浮かびやすくなります。

これは、ゲームですが、実際にピンチが起こった時も、「それはちょうどいい!」とまず口に出してしまう。

すると、普段の思考の枠を超えて、いいアイディアがでてきます。

ただし、トレーニング(繰り返しやってみること)が大事ですので、日頃の小さなことから、ぜひ、試してみてください。

物価は引き続き上昇傾向、少子化で採用も厳しくなるでしょうし、自然災害も大きくなるし、経営環境が厳しくなるネタには尽きません。

そんな中でも挫けず、アイディアを出して、前向きに進んでいける人材を育てたいですね。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日のチャレンジ課題困ったことにも「それはちょうどいい!」と言ってみましょう
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