厳しい経営環境でも前向きに進める人材を育てるトレーニング
【day2032】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
一昨日は、人を生かす経営を学び合う同友会の勉強会に参加。
飲食店を経営する仲間が、ここ数年の経営体験を共有してくださいました。
コロナ禍で売上が激減、信頼していたNO2の退職など、さまざまな困難を乗り越えて、今なお、奮闘しているお話でした。
「大変なことがいろいろとあったけれども、だからこそ、経営課題に気づくことができた。
社員と今まで以上に真剣に対話するようになった。
社員1人1人が輝く会社にしていきたい。」と結ばれていました。
経営をしていると、いいことも悪いことも、いろんなことが起こります。
しかし、いいか悪いかを決めるのは、できごとそのものよりも、その結果、どうなったか?ですよね。
その後、いい結果に繋げることができさえすれば、いいことになります。
つまり、どんなことだって、いいきっかけにすることが可能な訳です。
どんなにピンチでも、いいチャンスにするアイディアを生み出すことができる思考トレーニングがありますので、ご紹介させていただきますね。
「チャンスゲーム」と言います。
2人1組で行います。
1人が社長役、1人が幹部役です。
そして、幹部役は社長に「社長、大変です!○○なトラブルが起こりました!」と報告にいきます。
社長は「それはちょうどいい!」と言って、その後に理由を話します。
例えば、こんな感じです。
他には、
などなど。
いかがでしょう?
これだけです。
やってみると、慣れないうちはなかなかハードに感じます。
脳内で、悪いニュースをいいニュースに瞬間的に転換させることが、難しいんですね。
どうすれば、悪いニュースをいいニュースに転換して、いいアイディアを出すことができるのか?
それは、いい理由(アイディア)が浮かんでなくても、必ずいいアイディアがあると決め、「それはちょうどいい!」と言ってしまうことなんです。
すると、いいアイディアが浮かびやすくなります。
これは、ゲームですが、実際にピンチが起こった時も、「それはちょうどいい!」とまず口に出してしまう。
すると、普段の思考の枠を超えて、いいアイディアがでてきます。
ただし、トレーニング(繰り返しやってみること)が大事ですので、日頃の小さなことから、ぜひ、試してみてください。
物価は引き続き上昇傾向、少子化で採用も厳しくなるでしょうし、自然災害も大きくなるし、経営環境が厳しくなるネタには尽きません。
そんな中でも挫けず、アイディアを出して、前向きに進んでいける人材を育てたいですね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!