お菓子配り族もパワハラも○○な社員が育つので要注意
【day1864】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、ありがとうございます。
「お菓子配り族」、ご存知でしょうか?
若手社員にお菓子を渡して機嫌を取る上司のことを「お菓子配り族」と言うのだそうです。
最近の若手はすぐにパワハラ認定する。
最近の若手はすぐに辞める。
パワハラ認定や辞められることを恐れて、腫れ物に触るような関わりになってしまっている。
若手社員との距離を縮めようとすることは、とてもステキです。
一緒に仕事をして、いい成果を出すには、最も大事なことの1つが信頼関係だからです。
相手と信頼関係を築くための最初の1歩として、お菓子を渡すことは、アリです!
私も、昔、どんな風に関係性を築いていいか分からない年上部下に対して、アメちゃんを渡して会話のきっかけにしていました。
先月のバレンタインデーには、日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちとして、チョコをお渡ししました。
研修をする際に、差し入れとしてお菓子を出すと、場が和んで、いいディスカッションになったりもします。
お菓子は、関係を円滑にするきっかけになってくれます。
とは言え、今回の「お菓子配り族」は、部下からパワハラと訴えられるのを恐れて、お菓子でご機嫌とりをしています。
ところが、五感思考マネジメント的には、「お菓子でご機嫌をとる」と「パワハラ的な関わりをする」は、部下が自立的ではなく依存的になるという意味では同じ部類の関係性なんです。
五感思考マネジメントでは、お互いに自立した仲間として、ビジョンを目指す「ヨコの関係」を築くことで、社員さんたちが自然に考え動く組織づくりをしています。
イメージ図はこちら。
一方、これの対極にあるのが、タテの関係です。
タテの関係には、2種類あります。
威圧的な関わりで部下を従わせる上からのタテの関係。
そして、部下にお願いすることでやってもらう下からのタテの関係。
上から威圧的に命令されても、下からお願いされても、言われた相手は、依存的になりやすいです。
「あなたが言ったから、やっている」
「頼まれたから、やっている」
という気持ちになってしまうんですね。
ですので、下からのご機嫌とりも、上からのパワハラも、依存的な部下を育ててしまう意味では同じです。
自立的な部下を育てたかったら、ヨコの関係がオススメです。
それでは、ヨコの関係をつくるには、どうしたらいいのか?
長くなってきましたので、またの機会にお伝えしますね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!