ほんとうの調和とはぶつかりあうこと
【day1790】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日の午前中は、「芸術は爆発だ!」でお馴染みの岡本太郎展@東京都美術館に行ってきました。
本当は、仕事お納めをしてから、年末年始に行けたら嬉しかったけれど、展示が昨日までだったんです。。。
ほとんどの展示品が写真撮影OK。
美術展にしてはかなり珍しいですよね!
「芸術は大衆のものである」という岡本太郎さんの信念からきているのでしょうかね。
人間の根源を表現しようとしたという情熱溢れる作品群に、たくさん刺激を受けました。
さらに、作品を観ながら、岡本太郎さんの考えや想いについても深めることができました。
今回初めて知り、心に残った名言は、「ほんとうの調和とはぶつかりあうこと」。
そうそう!
これは芸術だけでなく、組織づくりでも、そうなんですよー!
組織づくりと言っても、「社員たちはオレの言うとおりにやってくれればいい」という組織ではありません。
1人1人が自分らしく力を発揮しながら、チームとしても協力し合って刺激し合って、すごい成果を出していける組織です。
そんな組織をつくるためには、ヨコの関係で、フラットに想いや意見をすり合わせていくことが、必要です。
でも、ぶつかり合うって、避けたくありません?
昔の私は、部下に対して、ギャーギャー言ってましたが、できることなら、言いたくなかったですよ。
エネルギー使って疲れるし、殺伐とした雰囲気になるし、イライラして気分下がります。
ですので、多くの人たちが、関係がギスギスすることを避けたいから、遠慮して発言しない。
または、否定されるのがコワイから、黙っておとなしく従う。
もしくは、ぶつかり合ってたら、その間、仕事が進まなくなるから、声が大きい人に合わせてしまえと、面倒くさがってしまう。
アドラー心理学の名著「嫌われる勇気」がベストセラーになったのも、「ぶつかり合うことがコワイ。でも、しなくちゃ。できたらいいな」と思う人が多かったからではないでしょうか。
しかし、ぶつかり合うために、「嫌われる勇気」は必要ありません!
五感思考マネジメントにおけるぶつかり合うは、相手の存在を否定したり、マウントを取ったり、相手をやり込めることではありません。
威圧的なマネジメントや批判的なコミュニケーションでは、調和には向かいません。
関係性の破壊や仕事の硬直で終わってしまいます。
五感思考マネジメントにおけるぶつかり合うは、ヨコの関係で想いや意見をすり合わせていくことです。
そのために必要なことは、「嫌われる勇気」ではなく「場づくりの技術」です!
ホントにこれ一択!
場づくりなどしなくても、フラットにぶつかり合える人もいますが、まれです。
特に、企業の中では役職や社歴などの上下関係が、そのまま意見交換に反映されがちです。
ですから、フラットに意見を出し合えるための関係性づくりを丁寧にする必要があるんですよね。
場づくりは、才能ではなく、性格でもなく、技術です。
場づくりは、技術を知っているか知ってないか。やってるか、やってないか。それだけです。
ですので、今、「調和に向かうぶつかり合いになってない気がする」という方も諦めないでほしいです。
五感思考マネジメントを身につけたたくさんの方が、調和に向かうぶつかり合いができる場をつくれるようになってますからね!
年明けに「五感思考マネジメント実践講座」4期がスタートしますが、自分らしく組織づくりを楽しめる方が増えること、今からワクワクです!!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!