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教えると考えさせるのちょうどいい使い分けとは?

2022.09.19 by 大図美由紀

【day1691】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。

大型台風が上陸して、猛威を振るっていますね。

どうぞ、みなさま、お気をつけくださいませ。

3連休は、いかがお過ごしでしょうか?

昨日、私は、うっかりマンガに没頭してしまいました。

チームビルディングの師匠、仲山さんがオススメしている、サッカー漫画「アオアシ」です。

愛媛の田舎のサッカー高校生が、名監督に天性の才能を見出され、東京にでてきて、プロを目指して仲間と共に奮闘する物語です。

主人公は、ある1つの天性の才能はあるものの、その他の基本的な技術も知識も未熟で、最初は選手としてさっぱり通用しません。

ところが、監督やコーチの指導の下、ドンドン成長していきます。

この監督やコーチの関わりが、ホントに素晴らしいんです!

人を育てる、チームをつくる観点から、学びどころがたくさんです!!

人に成長してもらいたい時の関わり方は、大きく2種類に分けられます。

教える(ティーチング)引き出す(コーチング)です。

ざっくり言いますと、教える(ティーチング)は、知識の提供。

引き出す(コーチング)は、自分で考え答えを見つけることを促す関わりです。

人を育てる時にはどちらも大事な関わりで、両方使えるといいです。

しかし、ある意味では、真逆のアプローチです。

どう使い分けたらいいと思いますか?

先のマンガ「アオアシ」でも、ある監督が、ティーチングとコーチングのどちらで選手たちに関わるのが最適か、悩むシーンがでてきます。

「どう使い分けたらいいのか?」の大まかな基準は、部下の課題に対する習熟度です。

課題に対して習熟度が低い、つまり、知識や経験が少ない時は、ティーチング多め。

課題に対して習熟度が高い、つまり、知識や経験が増えるにつれ、コーチングの割合を増やしていく。

ちなみに、昔の私は、引き出す(コーチング)なんて、存在すら知りませんでしたし、モチロン、できませんでした。

ですので、部下に教えてもできない時は、部下を怒るしかできませんでした。

お互いに随分と辛くて苦い思いをすることになりました。

怒ったところで、相手はできるようにならない上に、お互い気分が悪いのですから、居心地も悪く生産性もない関係性です。

最低ですね。笑

ところが、リーマンショックの頃、自分のいた会社が競合他社に吸収合併されました。

自分の持っている経験や知識だけでは、チームを率いていくことができない。

社内は不満だらけの切羽詰まった状況の中で、何をしたらいいんだろう?と悩む中でコーチングと出会いました。

そして、コーチングを学んでは実践するを繰り返していくことで、少しずつできるようになりました。

コーチングができるようになったことで、上司である私に知識や経験がないことでも、みんなで意見を言い合いながら挑戦していけるようになりました。

会社に対する不満ばかりだった部下たちが、「本当はこんな会社にしたい!」「自分はこんな風に働きたい」「そのために今できることは?」と仕事を楽しむようになりました。

そんな試行錯誤の中で、アドラー心理学とコーチングを融合させた「五感思考マネジメント」ができあがっていきました。

五感思考マネジメントを習得していただいた方は、

社長
五感思考マネジメントのコーチングを取り入れた会議をやってみたら、意見がドンドン出たんだよ。すごいね!
社長
以前は、部下と話すと無理やり説得しているような感じだったけど、今は「一緒に何ができるだろう?」というスタンスで話合いができるようになって、自分も楽だし、モノゴトが前より進みやすくなりました。

とおっしゃってくださいます。

教える(ティーチング)と引き出す(コーチング)の両方をいい感じで使って、社員さんたちに関わって、成長が加速。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日の問いかけ気になる社員さんの成長を加速させるためには、ティーチングとコーチングの割合は、どれくらいがちょうどいいでしょうか?
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