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なぜ相手に失礼な行動や発言をしてしまうのか?@吉野家取締役の発言

2022.04.18 by 大図美由紀

【day1540】

こんにちは!

ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^

本日も、ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

昨日、ニュースを見ていて、「これはないなー」と思う記事がありました。

吉野家の取締役による「生娘シャブ漬け戦略」発言です。

早稲田大学の社会人向けマーケティング講座での講師として登壇していて、この発言です。

記事によると、発言の中身は、

受講生のSNS投稿によれば、取締役は自社の若年女性向けマーケティングを「生娘をシャブ漬け戦略」と発言し、「田舎から出てきた右も左も分からない若い女の子を無垢・生娘な内に牛丼中毒にする。男に高い飯を奢って貰えるようになれば、絶対に食べない」とも話していたという。

とのこと。

飲み屋で男性どうし、仲間内でのおしゃべりなら、やんやと盛り上がる発言かもしれません。

でも、公の場で、しかも、講師の発言としては不適切ですよね、、、。

私はこのニュースを読んで、気分が悪くなったし、吉野家にはもう行きたくないと思いました。

誰もハッピーにならない、残念な結果ですよね。

なぜ、人は相手に失礼な行動や発言をしてしまうのでしょうか?

語彙力や言葉遣いの問題?

うーん。。。

悪人だから?

それも、あるかもしれませんねー。笑

さぁ、根本的な原因はなんでしょうか?

自分の頭に浮かんだことを、そのまんま、言ったり、やったりしてるかなんですね。

「相手がどう受け取るか」まで考えていない。

少なくとも「相手がどう受け取るか」を充分に感じていないからです。

根本的な原因は、自分の目線だけでコミュニケーションを取っているから。

コミュニケーションには、3つの目線があります。

この3つの目線に自覚的になれると、お互いに気持ちのいいコミュニケーションが取れるようになってきます。

1つめは、自分目線。

相手に関心が向いてない場合、自分の世界観だけで話をしている場合です。

相手に関心が向いていても、自分の判断軸で相手を評価している場合も、自分目線です。

 

2つめは、相手目線。

相手がどう感じるのか、相手がどう世界を見ているのかを、同じように感じる目線です。

 

3つめは、フカン目線。

客観的な視点から、自分や相手を見る視点です。

同じ価値観を持っているもの同士だと、自分目線だけでも、何とかなってしまうかもしれません。

例えば、今回の発言も、「おっさんのおふざけだよ。オモシロイじゃない。何か問題?」と思う人もいるでしょう。

しかし、全てにおいて同じ価値観を持っている人たちだけで過ごすことは、ほぼ不可能ですよね。

相手目線やフカン目線を使えないと、誰かを傷つけることになります。

そして、自分も生きづらいです。

ちなみに、コーチングと出会う前の昔の私は、自分目線ばかりで、相手目線やフカン目線が足りませんでした。

しょっちゅう、「なんで、この人分かってくれないんだろう?」と苦しいことが多かったです。

ところが、この3つの目線を知って、実践し始めてから、周りとのコミュニケーションが楽になりましたし、楽しくなりました。

モチロン、今でも、完璧な訳ではなく、自分目線でイラっとしてしまうこともあります。

そんな時は、すぐに「相手はどういう気持ちだったんだろう?」と振り返って、今からできることを行動するようにしています。

組織をまとめる経営者であるあなたが、自分目線・相手目線・フカン目線の3つの目線を実践してくだされば、社員さんは気持ちよく働けて、あなたにますますついていきたいと思ってくれるでしょう。

あなた自身、社員さんとのコミュニケーションがさらに楽しくなるでしょう。

ひいては、社員さんたちのパフォーマンスも上がって、成果も上がる。

3つの目線、ぜひ、意識してみてください。

もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!

本日チャレンジ課題社員さんとコミュニケーションで、3つの目線を意識してみましょう

追伸:本日のYouTubeショート動画はこちらから!

社員に「変えてほしいところ」を前向きに受けとめてもらえる伝え方

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