社員が自然にパフォーマンスを発揮する1番の条件とは?
【day1473】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
昨日に引き続き、北京オリンピックのスキージャンプ混合団体ネタです。
高梨沙羅選手が失格になったのは残念だったけれど、みんなで頑張って、4位入賞。
とても素晴らしいチームで、チームで仕事するっていいなってアツイ気持ちになりました。
まず、小林陵侑選手が、失格になり泣き崩れる高梨選手をハグ。
小林選手は、後のインタビューで、その時のことを「良い言葉も見つからないし、とにかく安心させてあげたいというか、自分を責めないでほしいと」と答えていました。
ステキですよねー!
勝ちにこだわるあまり、足を引っ張っているメンバーを責めたくなってしまうことってあると思うんですよ。
ちなみに、私は、勝ちや成果へのこだわりが激しいので、昔は、よく足を引っ張る同僚や部下を責めていました。
口に出さなかったとしても、心の中で責めていました。
口にしなかったとしても心の中で思っていたら、その気持ちは相手にじわじわ伝わっちゃうんですよね。
だから、私は、鬼上司って呼ばれてました。
ところが、五感思考マネジメントを活用することで変わりました。
今でも、勝ちや成果へのこだわりは激しいんですけど、相手を責めることは、かなり少なくなりました。
「かなり少なく」笑
「なくなった」ではありません。笑
人間ですから、追い詰められると、うっかり、責める気持ちが出てきてしまうことはあります。
とは言え、相手を責めることがかなり少なくなったのは、それをやってもムダだからと分かったからです。
相手を責めても、相手のパフォーマンスを引き出すことはできません。
パフォーマンスを引き出すどころか、むしろ、相手のパフォーマンスを下げてしまいます。
相手を責めることで、自分もイライラ、モヤモヤしてしまい、パフォーマンスを下げてしまいます。
お互いいいパフォーマンスが発揮できるようになるためには、相手を責めるのではなく、相手に居場所を与えること。
小林選手がやったことは、高梨選手に居場所を与えること。
競技後のインタビューで、小林選手は、「1人失格者出してしまったんですけど、それをカバーしようとみんなパフォーマンスに集中できていました」
「すごく波乱のゲームになったんですが、いいゲームになった。」と答えています。
みんなが、このチームが自分の居場所だって思えたら、自然といいパフォーマンスを発揮します。
伊藤選手は、「今日の2本は個人戦よりいいジャンプができた。団体戦で戦うのは1人じゃない。信頼する3人と飛べて、良いジャンプができた」。
仲間の存在が力になる。
佐藤選手は、「昨日に比べれば仕事をしたかなと。(3位まで)一本ずつ2メートルを飛べば勝負になった。そういう弱さを乗り越えるものを、身につけなければいけない。今日の悔しさも含めて、ジャンプチームとしても最高の結果を得られるようにしたい」と。
上手くいかなかった、悔しい体験を糧に、さらに強くなれる。
社員に居場所を与えることで、社員さんは自然とパフォーマンスを発揮してくれるようになります。
社員さんに居場所を与えていますか?
社員さんは自分の居場所だって思えてるでしょうか?
社員さんが自分の居場所だって思いを増やすために何ができるでしょうか?
自然にパフォーマンスが発揮される、いいチームをつくりたいですね!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!