いい振り返りのタイミングとは?
【day1454】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
先日は、クライアントさま先で、リーダーのみなさまのグループコーチングをしていました。
最後に感想を言い合ったのですが、お1人から、こんな感想をもらいました。
とビックリされてました。
そうですよねー。
上手くいかなかったときは、
失敗したときは、
などと、上司から叱られます。
だから、考えようとします。
反省しようとします。
しかし、上手くいったときは、「当たり前」で流されてしまうことも多いですよね。
せいぜい、「よくできた!」とホメられて終わってしまう程度でしょうか。
上手くいったときに、自主的に振り返る人は、まだまだ少ないように思います。
上手くいかなかったときに振り返ることも大事ですが、上手くいったことを振り返ることも同じくらい、もしくは、それ以上に大事です。
むしろ、上手くいったことを振り返る方が、成長するための材料がたくさん収穫しやすいです。
その人にとって、上手くいくときの思考や行動のパターンを発見して、上手くいかなかったときに当てはめれば、ドンドン上手くいくからです。
そこで、上手くいかなかったときも、上手くいったときも、振り返りをしてほしいのですが、振り返りと反省は違います。
どう違うのか?
一般的な反省とは、「なぜできなかったのか?」の原因を考えます。
あとは、申し訳なかったという気持ちを感じることでしょうか。
学生時代は、遅刻して反省文を書かされたり、社会人になってからミスをして書いた経緯書も、そうでしょうか。
心理学では、原因に意識を向ける考え方を「原因論」といいます。
そして、振り返りは、目的論での振り返りを推奨します。
「上手くいったことは何か?」「理想の状態は何か?」など、「理想に向かってできることは何なのか?」を考えます。
私やクライアントさんがやっている振り返りも、目的論による振り返りです。
目的論による振り返りをすると、やれる&やりたい気持ちが膨らみますし、今まで出てこなかったようないいアイディアがでてくるんです。
ですので、ドンドン成長しながら、成果を出していくことができるようになります。
今年も始まって、もうすぐ1ヶ月経ちますが、どんな1ヶ月でしたでしょうか?
ぜひ、振り返ってみてください。
社員さんにも、反省ではなく、振り返りを促してみてください。
ちなみに、私やクライアントさんが使っている振り返りの質問を、次に大公開です!
Q1.上手くいったこと、良かったこと、できたことは?(小さなことでもOK)
Q2.困っていること、今後取り組みたいことは?
Q3.1ヶ月後、どうなってたらいい?これから1ヶ月、どう過ごしたい?
Q4.そのために、まず、することは?止めることは?(小さな1歩)
よろしければ、やってみてください。
やれる&やりたい気持ちが膨らみますし、今まで出なかったいいアイディアがでてきます!
コロナに負けず、ガンガン進んじゃいましょう!!
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!