社員がコストに感じられた時に読みたい話
【day1381】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
今年の冬のボーナスに関するニュースを見ました。
もう年の瀬ですものね。
全労連の集計によると、冬のボーナスの平均は、昨年実績より約5万6千円のアップとなる見込みだそうです。
少しずつ景気が回復してきてるってことですかね。
とは言え、2019年と比べると8万円以上のマイナスで、まだ、コロナ前の水準は取り戻していないとのことでした。
この2年は、コロナ禍で、経営者としては、気を張り詰めっぱなしだったでしょうか。
人件費が重くのしかかり、社員さんをコストに感じて悩まれたことも、あったでしょうか。
社員さんをコストに感じるという時というのは、
と言いたくなりますよね。
仕事をしないと言っても、お分かりのとおり、全く仕事をしていないということではないです。
期待に応えた働きがないとか、雇うためにかかっているコスト以上の働きがない、ということです。
そのような状況では、経営者は経営の最終責任者で、事業を継続していかねばなりませんから、社員さんが重い荷物のように感じられてしまいますよね。
大袈裟ではなく、こんな感じでしょうか。
このような状況を改善するには、社員さんに変わってもらわなければなりません。
では、どうやって変わってもらいましょうか?
機械やモノではないので、社員さんを修理する訳にはいきません。
私がお伝えしていることは、コミュニケーションによって、相手に変化を起こしていくことです。
では、社員さんにどう関わればいいのか?
こういう時は、コーチングのポジションチェンジという技術を使います。
社員さんが「どうなったらいいのか?(理想の状態)」や「そのためにどう関わったらいいのか?(手段)」を見つけていける技術です。
「どうしたらいいんだろう?」と手段で悩んでいる時は、頭の中でグルグルと考えていても、答えはでてきにくいです。
ところが、このポジションチェンジをすると、不思議なくらい、するりと答えがでてきます。
どんなことをするかと言いますと、2人の関係性を、イスやフセンなどのモノを使って見える化して、それぞれの立場を体験するんです。
例えば、下図の6と9と言っている人の立ち位置を変える感じです。
最初は、自分の位置から、6とか9とか見えたようにそれぞれの意見を言います。
ところが、場所を入れ替わって、相手の立場に立つと、なぜ6と言っていたのか、なぜ9と言っていたのかが、分かります。
相手を知ることで、どう関わったらいいのかも、分かってくるんです。
次の写真は、イスを使って、管理職の方が部下への関わりをシミュレーションしている様子です。
長年悩んできた部下のことでも、5分10分くらいのシミュレーションで、スッキリと腑に落ちる、やってみたい部下への関わり方が見つかります。
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本日の問いかけ気になる社員さんを成長させるため、何をしてみましょうか?