最高のマネジャーになるための8つの習慣
【day1364】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
体操の内村航平選手が、「選手として一線を引く」発言。
24日に行われた世界選手権の鉄棒で、内村選手は6位でした。
内村選手曰く、
「来年以降は代表に入るのは相当厳しいと思う。今よりも難しいことをやっていかないといけない。体にかなり負担がかかってきて、そこは現実的じゃないかなと思う」
続けて、今後については、
「指導者になるのはあまり考えていないので、自分が体操を続ける、実演していくみたいな形になるのかな。」
と話されました。
まだ今後についてはっきりと決められていないようですが、指導者になるのはあまり考えてないんですね!
内村選手ならいい指導者にも慣れそうですが、選手と指導者は、求められる役割も能力やスキルも、違いますからね。
どちらがエライとかスゴイとかではなく、それぞれ違うんですよね。
企業におけるプレイヤーとマネージャーも、求められる役割、能力やスキルが違います。
「プレイヤーは自分が成果を出す人。マネージャーは部下に成果を出させる人。」です。
ですので、プレイヤーとして素晴らしいから、マネージャーとしても素晴らしいかと言えば、そんなことはないです。
マネージャーとしての技術を磨いていく必要があります。
逆に、プレイヤーとしては突き抜けられなくても、マネージャーとして素晴らしい能力を発揮される人もいます。
先日も、クライアントさま先で、新任マネージャーKさんと面談後、社長とこんな話をしてました。
さて、素晴らしいマネージャーになるためには、どうしたらいいのか?
Googleが行った素晴らしいマネージャーをつくるためのプロジェクトの最終結論をご紹介です。
Googleが、1年をかけて1万人以上の社員が参加し、大量のデータを分析した結果です。
「Googleで最高のマネージャーになるための8つの習慣」
「8つの習慣」は、重要なものから順番に列挙されています。
その中身は、「自分たちが一番驚いた」と言うほど、インパクトがあったそうです。
では、早速、以下にご紹介です!
習慣1 よいコーチであれ。
・具体的で、建設的なフィードバックをする。
・ネガティブフィードバックとポジティブフィードバックをバランスよく行う。
・定期的に1対1の対話をし、部下の強みに合わせた問題の解決方法を示す。
習慣2 部下に権限を委譲せよ。マイクロマネジメントはするな。
・部下に自由を与える。同時に、よき相談相手になる。
・チャレンジできるようにストレッチした課題を与える。
習慣3 部下の成功と幸せに関心を持て。
・仕事以外も含めて部下を人間として知るようにする。
・新人を温かく迎え入れて変化のストレスを減らす。
習慣4 くよくよするな。生産的で結果志向であれ。
・チームに達成して欲しいこと、及び、どうすれば部下が達成できるかに集中する。
・チームが優先順位を付けて働けるようにし、障害を取り除く意思決定をする。
習慣5 よいコミュニケーターであれ。そしてチームの声を聞け。
・コミュニケーションは双方向。聞くことと共有すること。
・全員参加の会議と具体的なチームのゴール。
・オープンな対話を督励し、部下の質問と関心に耳を傾ける。
習慣6 部下のキャリアについてサポートせよ。
習慣7 明確なチームのビジョンと戦略を持て。
・不安と動揺の中でもチームのゴールと戦略にフォーカスする。
・ビジョン、ゴール、進め方の策定にチームを巻き込む。
習慣8 チームにアドバイスができるように、技術的なスキルを磨け。
・必要なときはチームと一緒になって働く。仕事に関わる具体的なチャレンジを理解する。
ちなみに、Googleのメンバーが驚いた理由は、何だったのか?
プロジェクト以前、「自分たちはテクノロジーの会社で、放任主義でこそ力を発揮する。エンジニアの深い専門的スキルが組織の原動力になっている」と思っていました。
ところが、結論では、専門的な技術スキルの重要性は一番低かったためです。
いかがでしたでしょうか?
素晴らしいマネージャーになるには、プレイヤーとしての技術ではなく、マネージャーとしての技術を磨いていくこと、ですね。
ご自身、社員さんともに、最高のマネージャーを目指したいですね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!