やめるのは簡単?
【day1277】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、
ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
コロナの感染拡大が止まりませんね。
まぁ、感染拡大が収まる理由が見当たらないですものね。
オリンピック・パラリンピックも、中止にはならなそうです。
菅首相が「オリンピックを中止する選択肢はない」と明言していますからね。
10日前、菅首相は「五輪をやめることは一番簡単なこと、楽なことだ」と言いました。
やめることは、簡単なことでしょうか?
そんなことはないです。
むしろ、何かを止めることは、新しく始めるより、ハードルが高いです。
手放す決断も、継続するより、勇気が要ります。
何か止めると、それまでに費やしてきた労力やお金が、ムダになってしまうと、感じてしまうからです。
続ける方が失うものが大きかったとしても、です。
さらに、日本人の美徳のひとつに、「継続や忍耐が大事」「最後までやり切ることは、素晴らしい」という考え方があります。
「途中でやめるなんて、自分の頑張りが足りないからだ。情けない。」と自分を責めてしまう。
しかし、一旦始めたことでも、とっとと止めた方がいい場合もあります。
続けることが、かえって損失を生んだり、意図したものと違う方向に進むことになってしまう。
今本当に重要なものにエネルギーを注ぐことが、できなくなってしまうことも。
何かを決断する時に大事にしたい考え方の1つに、ゼロベース思考があります。
ゼロベース思考とは、過去にとらわれず、「今ゼロから始めるとしても、やり続ける価値がありますか?」を都度考えることです。
これまで費やしてきた労力や時間、コストなどにひきずられることなく、未来にフォーカスして、再決断することです。
止める決断をすることは、自分の負けを認めることのように感じられるかもしれません。
止めることは、批判を大きくしてしまうと思うかもしれません。
しかし、一番大事なことは、目的やゴールに向かって一番いいと思う決断をし続けることです。
止めることは、逃げるわけでも、チャレンジしてないわけでもありません。
「止める」と「続ける」のどちらにしても、「本当に必要なものを選びなおす」決断をすることが大事です。
コロナ禍になって、さまざまな決断を迫られるシチュエーションが多いでしょうけれど、頑張りましょう。
明けない夜はない!です。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!