リーダーにとって決断より大事な仕事とは?
【day1130】
こんにちは!
ワクワク働きたい組織づくりパートナー、ビジネスコーチの大図美由紀です^ ^
本日も、ブログをお読み頂き、
ありがとうございます。
1都3県の緊急事態宣言は、3月7日で開けずに2週間延長の方向で、政府の方針が決まりましたね。
正式決定は、3月5日とのことですが。
個人的には、延長なしだと思っていたので、「開けてほしかったなー」という気持ちです。
そうは言っても、目先の1,2週間の過ごし方より、その先のことが大事ですからね。
忖度ではなく、先のことをしっかり見据えた決断だといいです。
その辺りの説明が、菅首相からしっかりされるといいのですが。
今回の決断も、判断が難しいと思います。
コロナの拡がりや医療体制などについて劇的な状況改善があったわけではないでしょうし。
緊急事態宣言を解除しても、延長しても、同じくらい不満の声は上がりそうですしね。苦笑
ここで大事になってくるのが、決断の伝え方です。
決断することは、リーダーの一番の仕事です。
同時に、決断を伝えることも、同じくらい大事なリーダーの仕事です。
もしかしたら、決断以上に伝え方の方が、大事かもしれません。
なぜなら、決断に、絶対的な正解不正解は、ありません。
決断したことで、動く。
動いて、振り返って、改善や軌道修正する。
このスパイラルを起こして、最適な状況をいかにつくっていけるかが、大事ですよね。
そして、動くのは、誰か?
メンバーです。
そして、メンバーに決断をどう伝えるかで、メンバーの反応は変わります。
メンバーの反応によって、その後のメンバーの動きは変わります。
メンバーの反応は、決断結果が素晴らしいか否かよりも、伝え方に影響を受けるんです。
メンバーに動いてもらうために与えたい影響は、決断結果をいかに自分ごととして、受け取ってもらうことです。
自分ごととして受け取ってもらうためには、決断の結論だけでなく、決断に至ったプロセスを伝えることです。
つまり、
1.決断の根拠や判断材料
2.これから先の見通し(ビジョンと目標)
そして、いつでも伝えたいのが、
3.感謝・ねぎらい
経営者が何日も何時間も考えた末に導いた決断を、結論だけ聞いても、メンバーは、ついていけないからですね。
結論だけでなく、そこに至った思考や感情の旅を共有することで、メンバーも、自分の頭でシミュレーションができ、自分ごとになるんですね。
もう一段飛躍したい、社員さんをもっと生かしたい、そんな経営者を応援しています!