社員が自然とやる気になり成果が上がる
仕組みをつくりたい経営者様へ | 大図美由紀
経営者であれば、様々な悩みとか課題をみんな持ってると思うんですけども、「迷ってるので、とにかく答えが欲しい」とか「教えて欲しい」と思っている人には向かないんじゃないかと思ってます。
様々なアプローチを学んで、実践して、失敗しても修正する、試してみると繰り返しの中で自分なりの答えを見つけたい。
そのことで進んでいくっていう姿を目指している人に向いているアプローチかなと感じました。
[こちらの動画の内容を文字起こししました]
沖ちなみと言います。
仕事は、体に重度な障害を持つ子供さんの車椅子とか家の中で使う椅子、訓練具などをオーダーで制作して、納品している仕事をしています。
自分自身がやりたいことと、仕事上やるべきことがものすごくたくさんあって、それが混乱していて、何からどう手をつけていいかわからない状態に陥っていたっていうこと。
会社の中の人間関係がちょっと良くないかな、まずいかなっていう状況を感じていたので、1人ずつ話をしたいなと思っていたんですが、
元々、面談とかコミュニケーションを取るのが苦手だったので、どんな風に進めればいいかなということを迷っていました。
まだ全部解決しているわけじゃなくて、実践している最中なんですけども、
「やりたいこと」「やるべきこと」というのをフセンを使って全て出すとか、優先順位をつけるという事を試しています。
それよりもまず、目標設定をするということが大切だということも分かったので、
まず価値観とか目標をどうするか、自分の中のビジョン、達成したいことというのを表現して、それに向かって何かを行動する
その中で、特に大切だなと思ったのは、
やることに対して、締め切りをどんどん入れていくということが、達成のスピードにつながるなというのを感じました。
あとはコミュニケーションの問題などは「ポジションチェンジ」という手法があることを知って、
(その手法を)やってみることで、相手の立場とか考え方を理解することができたりとか、
その中で、ありたい理想の姿というのをイメージする、
そこから、どういう言葉がけをしたらいいかとか、
イメージがすごく湧きやすくて、「ポジションチェンジ」という今まで知らなかった手法を使うことによって、実際に何人かと試したんですけども、話を聞くことができたということが、すごく大きなことです。
今までだと、やっぱり社長として言いたいことばかりを伝えていて、相手が何を言うかというのが二の次だったなということも気がつきましたし、
相手の話を聞くことによって、一緒にじゃあやっていこうという気持ちが、自然に生まれるなというのも体験しました。
社員との関係性で「横並びのつながり」をすごく意識して話すようになりました。
どうしても上から目線だったりとか、逆に下から支えて伸ばそうみたいな立場に立ったこともあったんですけども、
同じ目標を持って同じ方向を向いて、横並びで一緒に達成していこうという協働の気持ちというのが湧き起こって、このままやっていけたらなと思っています。
最初はやっぱり社長としての立場というか当然プライドなんかもありましたから、横並びってなってちょっと引っかかる部分もあったんですけども、
いざやってみると、すごく楽なやり方だなというのを感じます。
実際、横並びになってみると相手の方もすごく意見を出しやすいんだなということを感じてますし、今は横並びを半分ぐらい(にするの)が目標です。
一言で言うと、私の中のイメージは、体育会系アプローチだなと。
机上の空論みたいなものではなくて、どんどん次から次にやってみる。
上手くいかなくても、全然大丈夫。
また他のやり方をやってみるということだと思っています。
ミーティングの中で、「間違ってる人は誰もいない」という風に発言を許されてる場があったんですけども、それは会社の中で、社員の気持ちを聞くときも、本当にそうだなと思うので、どんどんやってみる、話してみるというような感じです。
大図さんのイメージは私の中ではウサギみたいな人で、パワーとか楽しさとか元気とかのオーラでくるまれてて、常にぴょんぴょん跳ねてるような人が大図さんです。
経営者であれば、様々な悩みとか課題をみんな持ってると思うんですけども、「迷ってるので、とにかく答えが欲しい」とか「教えて欲しい」と思っている人には向かないんじゃないかと思ってます。
様々なアプローチを学んで、実践して、失敗しても修正する、試してみると繰り返しの中で自分なりの答えを見つけたい。
そのことで進んでいくっていう姿を目指している人に向いているアプローチかなと感じました。